AppleやSamsungなど、大手ベンダーのハイエンド・スマートフォンにこそ次世代デザインのディスプレイが搭載されていますが、スマートフォン業界全体でみると、ベゼルレスディスプレイを搭載していないモデルがほとんどです。しかし、Samsungがミッドエンドモデルのデザイン刷新も視野に入れるとなると、状況は変わってくるでしょう。

ミッドレンジにまで範囲を拡大か

韓国メディアの報道によると、Samsungは自社の開発するフレキシブル有機EL(OLED)ディスプレイであるInfinity Displayのようなデザインを、ハイエンドモデルだけでなくミッドレンジモデルにまで拡大する意向があるそうです。
 
これは、Galaxy S8や次世代S9、あるいはNoteシリーズに採用されているベゼルレスデザインが、それ以外の中価格帯モデルにも採用される可能性があることを意味します。

中国ベンダーに対抗するため?

これまでプレミアムモデルだけに採用を限定してきたSamsungが、なぜ今になって採用範囲を広げたのでしょうか。
 
安定した供給に目処がついたことが筆頭に挙げられるでしょうが、報道によると中国ベンダーにシェアを奪われるのを防ぐ目的があるようです。OPPOやHuawei、Vivo、Xiaomiといった中国ベンダーは、最近でこそハイエンドモデルでも存在感を強めているものの、コストパフォーマンスに優れたモデルを新興国で矢継ぎ早にリリースすることで急成長してきたという経緯があります。
 
具体的にいつから計画が始まるのか、あるいはそもそも本当に計画が存在するのか、現段階では疑問が尽きませんが、AppleによるiPhone Xの生産半減でSamsungのOLED供給能力が過剰になったこととも、少なからず関係しているのかも知れません。
 
 
Source:PhoneArena
(kihachi)