2月19日放送の『未来世紀ジパング』(テレビ東京系)にて、日本と他国の働き方の違いが紹介され反響が集まっている。

番組では「働き方」をテーマにし、政府の「働き方改革」で徐々に変わりつつある日本と、他国の働き方を比較。幸福な国ランキングで上位に入るデンマークや、労働時間は短く生産性が高いドイツの働き方を紹介した。

年間労働時間を比較すると、日本の1713時間に対し、デンマークは1410時間。デンマークと比べると年間で1か月ほど余分に働いてる日本だが、1人当たりのGDP(国内総生産)はデンマークが上回る。労働生産性を意識した働き方がされているデンマークでは、社内にゲームコーナーやフリーのお菓子コーナーなど息抜きの設備が充実している企業も多く、社員同士のコミュニケーションが大切にされている。さらに1週間の労働時間を37時間とし、勤務時間を自分で決められるフレックスタイムを導入。日本では珍しいかもしれないが、デンマークでは午後2時に帰宅しても問題ない。

また、よく働きよく休むといわれるドイツの年間労働時間は1363時間。ドイツでは年間で最低24日間の有給休暇を保証され、1日の労働時間は10時間を超えてはならない。日本だと難しい長期休暇も気兼ねなく取ることができる。

この内容にネット上では「これが日本の現実なのか」「デンマークで働きたい」「そらフリーター、ニート増えますよ」「これに限らず、日本が他国に劣っている部分はあると思う」といった様々な反応が続出。また一方で、「この数字だけでは納得できない」「税金高くて福利厚い国と比較しても……」といった意見も見られた。いずれにせよ、視聴者にとっては日本の課題である「働き方改革」について考えるきっかけとなったようだ。

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