「スペシャルカレープレート」(1200円)/カチャロンカ

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いまだ人気冷めやらぬ大阪のスパイスカレー。個性的な新店が続々登場するなか、識者の情報をもとに編集部&ライターが実食して決めた、上位5位を発表。“大阪ニューオープンベスト5”の堂々の1位に輝いたのは「カチャロンカ」!<※情報は関西ウォーカー(2018年2月20日発売号)より>

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■ 人気店「ボタ」のカレーを進化させた3種のカレーが日替りで登場!

東心斎橋の人気店「ボタ」の3号店として休日のカフェなどで転々と営業してきた「カチャロンカ」が、雑貨店やギャラリーを併設する「HOPKEN」の1階にオープン。「ボタ」の2号店「アララギ」で腕を磨いた三上 洸さんが、「ボタ」や「アララギ」の味をもとに独創性を加えて作るカレーが楽しめる。「日常使いしてほしい」と辛さは控えめ。クセのあるスパイスを避けながらも、しっかりとスパイス感が感じられるカレーに、早くもファンが続出!

「スペシャルカレープレート」(1200円)。その日の3種のカレーすべてが食べられる贅沢プレート。ダル(豆のカレー)やセロリのアチャール、赤タマネギのカチュンバルなど副菜も絶品で大満足。

■ これもオススメ!

「カチャロンカチキンプレート」(1000円)。土曜はこのプレートのみで営業。パクチーや青唐辛子と一緒に鶏肉を煮込んだベンガル料理のカチャロンカチキンをメインに、カレーや副菜が付く。

■ ココにこだわり!

約30種のスパイスをカレーに合わせて使用。「光に当たると風味が落ちる」と、その日に必要なスパイスだけを取り出し、使わないスパイスは暗い場所で保管。

カレーは毎日3種用意され、定番のチキンカレー以外は日替り。野菜や豆を使ったものから、タイ風カレーまで、足しげく通っても飽きることなく楽しめる。

カフェのような落ち着いた店内。17時からはお酒とタンドリーチキンなどを出すスパイスバル「ミスターサモサ」に。

三休橋筋沿いにある3階建ての複合施設「HOPKEN」の1階にオープン。地下にギャラリー、2階はCD・雑貨などを販売する「HOPKEN」が入る。淡いブルーの扉がおしゃれ。

■ カレー通が激推し!

「実はイベントでしか食べたことがないのですが、『ボタ』、『アララギ』の味を継承した折り紙つき。長年カレーを作っているだけあってスパイスの使い方は絶妙です」(口癖はカレー・三嶋さん)

「ガツン、というよりは、スーッと入ってくる程よいスパイス感がたまりません。麦ご飯なので粘り気が少なくて、さらっと喉を通るのも計算されていておすすめです」(ライター・高田 強)

「定番のチキンカレーは、インドカレーを思わせる完成度の高さながら、日替りカレーが和風だったりタイ風だったりと個性的なので、そのギャップが楽しいです」(ライター・横井哲也)

「あいがけはどの店にもありますが、スペシャルのように3種食べられるのは珍しいですね。個別に器に入っているので、それぞれの味の違いをしっかりと楽しめます」(ライター・日高ケータ)

「10年前にボタのカレーを食べて衝撃を受け、直談判で働かせてもらいました。ボタの味をベースに自分なりの個性を加えてさまざまなカレーに挑戦しています」と、店長の三上 洸さん。

■カチャロンカ<住所:大阪市中央区北久宝寺2-5-15 電話:非公開 時間:11:30〜16:00(LO15:30) 休み:不定休 座席:20席 タバコ:14時以降喫煙可 駐車場:なし 交通:地下鉄堺筋本町駅より徒歩5分>【関西ウォーカー編集部】(関西ウォーカー・編集部)