頭皮のかゆみを抑えるシャンプーの仕方

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かゆみの原因はさまざまですが、まずは頭皮環境を整えるため、正しくシャンプーをすることが大切です。

頭皮のかゆみの原因は?

地肌の炎症がかゆみを引き起こす原因の一つですが、その炎症が起こる原因はなんでしょうか?

化学物質による刺激

パーマやカラーリングは、髪の毛だけでなく頭皮にもダメージを与え、ワックスやスプレーなども、地肌に付くと毛穴をふさいでしまいます。
これらに含まれる化学物質が原因で、頭皮が炎症を起こすことがあります。

雑菌の増殖

皮脂の量は、かたよった食生活やストレスにより増加します。
その皮脂が毛穴につまると老廃物の排出を妨げ、雑菌の増加や炎症などの頭皮トラブルを引き起こしてしまいます。

シャンプーやコンディショナーのすすぎ残し

せっかくシャンプーで頭皮をきれいに洗っても、すすぎが不十分では地肌に残ったシャンプー剤が刺激になることがあります。
シャンプーやコンディショナーに含まれる添加物が、その刺激の原因です。

適切なシャンプーの方法

適切にシャンプーをすることで地肌の状態を改善し、かゆみの軽減につながります。

まず入浴前にブラッシングで髪の汚れを落としておきましょう。

予洗い

シャンプーの前に、ぬるま湯で髪と地肌を洗い、スタイリング剤やほこりなどの汚れを落とします。
お湯の温度は、38度ぐらいがベストです。

温度が高すぎると必要な皮脂まで落としてしまい、逆に低すぎると汚れを十分に落とすことができません。

シャンプー

シャンプーは手で泡立ててから使います。
指の腹を使い頭皮をマッサージするように洗うと、血行がよくなり毛穴汚れも落ちやすくなります。
すすぎ残しがないよう、3分以上は流すようにしましょう。

コンディショナー

傷んでいる毛先を中心に使用します。
地肌に付くと毛穴がつまり、かゆみの原因となってしまいます。

ドライヤー

濡れたままにしておくと、頭皮に雑菌が繁殖しやすい状態になります。
タオルドライのあと、ドライヤーで乾かしますが、頭皮や髪がパサパサにならないよう、ドライヤーのかけ過ぎはNGです。

かゆみを抑えるためには頭皮を清潔に保つことは大切ですが、1日に複数回洗うなどの過度なシャンプーは禁物です。

刺激が強すぎないシャンプーを使い、やさしく洗うことで、頭皮の環境を整えることを心がけましょう。