Image: David Bayo/YouTube

禅の修行みたいな精神状態になります。

クロスハッチング技法と並び、古典的な銅版画技法でも使われた点描技法。細かい点の集合で絵の陰影を描きだすんですが、シャーっと引く線ではなく点なので、とにかく時間と根気を必要とする究極に面倒なやり方だったりします。

しかし、ひとたび完成すれば努力はすべて報われ、美麗でリアリスティックな作品が目の前に現れるのです。たとえば、300時間をかけて300万以上の点を描いたこの美少女のポートレートのように。ため息モノの美しさ!

ところで髪や衣服、それに背景などはまだ未完成ですね。今後はそれらの部分も点描を打っていくのでしょうか。

作者はフランス人の絵描き/イラストレーターのDavid Bayoさん。点が重ならないように、それでいて陰の部分は点が密集するようチョンチョンと点を打っていきます。

インクを点のように落として描写するのは、実はインクジェットプリンターと同じ原理。機械なら一気に大量のインクで印刷できてしまいますが、大昔はペン1本でこうして絵を描いていたわけです。

ちなみに、クロスハッチングによって機械仕掛けのカニが描かれる様子もまた必見ですよ。あわせてぜひどうぞ。


Image: YouTube
Source: YouTube via Geekologie

Andrew Liszewski - Gizmodo SPLOID[原文]
(岡本玄介)