Cleo Roboticsが開発した手のひらサイズのドローン「Cleo drone」は、ドーナツのような筒状のボディーに一対のローターを収めるデザインを持つモデル。これにより、気軽にポケットに入れて持ち運べ、また障害物との接触時に本体が壊れづらく、そして周りの人間を傷つけない安全性を備えるほか、ダクテッドファンの方式のデザインにより効率的な推進力を生み出し従来品より長時間の飛行が可能。そんなCleo droneの詳しい特徴について、テクノロジー系ニュースサイトIEEE Spectrumが伝えています。

Cleo Robotics - Get a glimpse into the future

http://cleorobotics.com/

Cleo Robotics Demonstrates Uniquely Clever Ducted Fan Drone - IEEE Spectrum

https://spectrum.ieee.org/automaton/robotics/drones/cleo-robotics-demonstrates-uniquely-clever-ducted-fan-drone

Small, circular, and sleek; the Cleo drone is basically a pint-sized UFO that takes pictures

https://www.digitaltrends.com/photography/cleo-pocket-camera-drone/#/1-2

以下の画像が、Cleo Robotics社が開発した手のひらサイズのドローンCleo droneの本体のイメージ画像です。



実物を手のひらに乗せた画像はこんな感じ。大きさは直径95mm、厚さ33mm、重さが90グラム。



以下のムービーは、メーカーのCleo Robotics社によるプロモーションムービーです。

Cleo - The drone of the future - YouTube

テーブルに、左からスマートフォンとCleo drone、コーヒーが並べられています。Cleo droneは、ドーナツのようなデザインなのでまるで朝食が並べられているようです。



男性が近づいてきて、左右の手でスマートフォンとドローンをそれぞれ手に取り……



左右のポケットにそれぞれ入れます。Cleo droneはローターがボディの外に露出していないデザインなので、そのままポケットに入れても大丈夫。



男性がポケットからドローンを取り出して、空中に差し出します。なお、ムービーに出演している男性は、メーカーのCEO(最高経営責任者)のOmar Eleryan氏(@OEleryan)です。



手からドローンが離れて、飛行を開始。Cleo droneは筒状のボディにローターが収まるダクテッドファンの構造を持ち、従来のドローンよりローターの推進力を効率良く使えるとのこと。操作はスマートフォンにインストールした専用のアプリで行います



ドーナツ型のボディは障害物からローターを守り、ドローンのローターで人間を傷つけないように設計されています。飛行可能時間は、効率的な設計により、一般的な200グラム以下の小型ドローン飛行可能時間の5分〜10分と比べて長い12〜15分を実現。飛んでいる姿は、まるでUFOのようです。



本体には高精細カメラを内蔵しており、専用アプリ上でボタンをタップするだけで、パノラマ撮影や俯瞰撮影そしてセルフ撮影が可能。



人間に対しての安全性が考えられたボディのデザインにより、ローターが露出しているドローンと違い飛行中でそのままキャッチすることが可能。Eleryan氏がCleo Roboticsを創設することになったのは、Eleryan氏と共同経営者のSimon氏が体験したことがきっかけだったとのこと。初めて手に入れたドローンを、屋外で子どもに気をつけながら飛行させなければならず、10分で木に突ませることになってしまった体験から、安全で実用性のあるドローン作りを目指すことになりました。



Cleo droneは2017年にコンシューマー向け家電見本市「CES」に出展され、Innovation Award(イノベーションアワード)を受賞。「Cleo drone」は将来的に、SLAMとニューラルネットワークAIを搭載して屋内の飛行と障害物回避を自動で行う機能を実装したいとのこと。Cleo Roboticsは、2019年ごろにCleo droneの「屋内警備市場で監視業務を行う製品」を登場させ、その後2019年後半までに「一般消費者向けで他の競合商品に対抗できる価格設定の製品」を登場させる予定です。