1kgを切るノートPC「LAVIE Note Mobile」、新モデルの工夫点

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 PC市場のキーワードは、昨年から「働き方改革」一色だが、春商戦はビジネスパーソンだけでなく学生向けの需要が最も活発になる時期だ。現在、モバイルPCで主流となっているのは13型クラスの製品だが、NECパーソナルコンピュータによると、学生のニーズを満たすには、それよりも一回り小さい製品が求められるという。

 同社は2017年、設計段階から大学生の声を聞きながら開発したモバイルノートPC「LAVIE Note Mobile」を発売した。商品企画を担当する森部浩至エバンジェリストによると、学生がPCに求める要素として、とくに重要なのが「小型・軽量」「低価格」の2点だという。

 初代モデルは、女子学生のカバンにも容易に入る11.6型・904gのコンパクトサイズで、約10万円からの低価格を実現。通常のノートPCの場合、学生ユーザーの比率は全体の2割以下であるのに対し、この製品は45%と非常に高く、ねらい通りの支持を得ることができた。

 今年の新モデルもこれらのポイントは継承し、A4用紙サイズ・1kg以下のボディと、10〜15万円の価格帯を前提に設計した。ただし、サブ機ではなくメインの1台として使いやすいようにディスプレイのサイズを12.5型に拡大。A4以下のサイズを守り、従来からの重量アップも約20gに抑えながら、画面の見やすさを向上させた。

 とくに文科系の学生では、学生生活の中で自分のPCを必要とする場面が少ない。就職活動の時期が近づいてから、資料作成やプレゼンといったPCスキルの不足に不安を感じ、PCを求めて店頭に足を運ぶといったケースが増えているようだ。「学生向け」と銘打ち、アルバイト代でも何とか買える価格帯の「LAVIE Note Mobile」は、販売店にとっても若年ユーザーにすすめやすい商材になっている。

 すでに新モデルは市場からよい反応を得られているといい、NECパーソナルコンピュータではこの春商戦で昨年モデル以上の販売数を見込んでいる。