球を自在に曲げられる左打ち…まさにリビエラの申し子のような存在(撮影:岩本芳弘)

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<ジェネシス・オープン 最終日◇18日◇リビエラCC(7,322ヤード・パー71)>
米国男子ツアーの「ジェネシス・オープン」は、3日目に首位に立ったバッバ・ワトソン(米国)が、5バーディ・3ボギーでトータル12アンダーまでスコアを伸ばし、逃げ切り優勝。2014、16年に続き大会3勝目を挙げた。大会3勝はベン・ホーガン、アーノルド・パーマー(いずれも故人)の米国ゴルフ2大レジェンドといっても過言ではない二人に並ぶ偉業だ。
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その偉大な記録に並んだことについて聞かれたときの記者とワトソンのやりとりがユニークだったので、一部を紹介しよう。
記者:これで大会3勝目です。オーガスタ(マスターズ)は2勝ですが
(記者の言葉を遮り)
ワトソン:トラベラーズ(選手権)も2回だけどね。
記者:ベン・ホーガンも
(またまた記者の言葉をさえぎり)
ワトソン:トラベラーズもそこに加えてくれよ。
記者:3勝を達成しているんだけど、それを聞いたときに何を思う?
(ようやく質問の最後までたどりつく)
ワトソン:何にも。ていうか、誰とも比べられるものではない。ボクが最初で、唯一のバッバ・ワトソンなんだよ。彼らと何かのタイトルや記録で競い合うつもりはない。
優勝会見は終始こんな感じで進んだわけだが、そうはいっても5年で3勝は何かあるはず。練習日からいろいろな選手にコース攻略について聞いてみたが、共通するフレーズがあった。「飛距離だけでなく、曲げたり、想像力を働かせることができる選手が有利」というものだった。ワトソンは誰もが認める飛ばし屋だが、それ以上に、球を極端に曲げてフェアウェイやグリーンを狙ったり、ゴロのような球でグリーンを狙ったりと、つまりは想像力にあふれている選手の代表格なのだ。
さらには、ワトソンがレフティ(左打ち)というのも大きな理由の一つだ。実はこの大会は、08、09年にレフティのフィル・ミケルソン(米国)が連覇。14、16、そして18年もレフティのワトソン。11年で実に5回、レフティが優勝しているわけだ。「ピンが端に振られているここのグリーンでは、球を動かして曲げることが必要になってくる。バッバもそうだし、私もそういうタイプだからうまくいくのだろう」とミケルソン。左打ちだからというわけでなく、プレースタイルがコースにピッタリなのだという。といっても、03、04年に大会連覇を果たしたマイク・ウィアー(カナダ)も左打ち。やっぱり何かあると思ってしまうのだが、その答えは来年にとっておくことにする。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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