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結婚が決まって、式や披露宴をどうしようかと考えている人のなかには、会費制披露宴に興味を持っている人も多いでしょう。

会費制披露宴とは、その名の通り、披露宴を会費制にするというもの。その代わり、ご祝儀はいただかないというスタイルです。会費制披露宴プランのある式場やホテルも増え、注目を集めています。

今回は、そんな会費制披露宴のメリットとデメリットをご紹介します。

カジュアルなパーティにぴったり! 会費制披露宴のメリット5つ




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従来の結婚式の形にとらわれない、自由なパーティができる会費制披露宴。具体的なメリットを挙げてみました。

(1)貯金が少なくても披露宴ができる


会費制披露宴の最大のメリットは費用面。従来の披露宴で必要だった高額な会場費や当日のアテンド料などにかけるお金を減らすことができ、引き出物や席次表なども必要ないので、貯金があまりなくても披露宴を挙げることができます。

(2)形式にとらわれない


披露宴を行うと、ある程形式に沿って行わないといけなくなります。両親や親戚から「こうすべき!」と口出しされ、従わないといけないことも。会費制の披露宴はそもそも従来の披露宴とは大きく異なるスタイル。これまでの形式や「こうすべき」という考えにとらわれることもありません。

(3)ゲストの負担を軽くしたい


ご祝儀の相場は、友人であれば3万円、上司や先輩なら5万円から10万円とも言われます。高額な費用負担をお願いするのは心苦しいものですが、会費制披露宴なら一般的なご祝儀額よりも低くなり、ゲストの負担が軽くなります。

(4)引き出物の費用を抑えられる


ご祝儀制の披露宴は引き出物を渡さなければいけませんが、1人あたり3000円〜5000円としても負担は大きいものですよね。会費制披露宴なら引き出物がいらないので、出費を大幅に減らすことができます。

(5)カジュアルなパーティができる


厳かな披露宴もいいですが、自分たちらしくよりカジュアルなパーティにしたいと思うのなら、会費制披露宴がぴったりです。

年配者は受け入れがたい……? 会費制結婚式のデメリット3つ




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会費制披露宴は、メリットがたくさんあります。一方、まだまだ馴染みが少ないためデメリットもあるんです。

(1)年配者、親族が賛成しないかも


親世代や祖父母世代は、披露宴はこれまでの形式にのっとって行うべきという考えの人が多いもの。会費制披露宴という形が理解されず、反対されることもあるかもしれません。

(2)料理がカジュアル


一般的な披露宴と比べて、料理が比較的カジュアルになりがち。会場によってはあまりにカジュアルすぎて二次会のような雰囲気になってしまうことも。ゲストは料理を楽しみにしている人も多いので、会場を決める際には料理もしっかりと吟味しましょう。

(3)慣れない形式に戸惑う人も……


まだまだ知らない人も多い会費制披露宴。会費とは別にご祝儀を持ってきたり、逆に引き出物がなかったり料理がカジュアルなことに驚いたりと、慣れない人は少々戸惑う可能性もあります。


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お金をかけることよりも親しい人に祝ってもらうことを重視する人が増え、会費制の結婚式はこれからも増えていくと考えられます。メリットとデメリットを比較し、披露宴の参考にしてみてくださいね。