オールドレンズなのにデジカメでオートフォーカス撮影できる! 夢のマウントアダプターとは

写真拡大 (全4枚)

「スマートフォンがあれば、デジカメは要らない」という人もいるかも知れません。
しかし、デジタルカメラには。まだスマートフォンではできない楽しみがあります。

その1つが、ミラーレス一眼レフでの「オールドレンズ」活用です。

オールドレンズとは、
デジタルカメラが登場する以前に写真撮影で使われていたフィルムカメラの一眼レフ用レンズのことです。
オールドレンズの多くはマニュアルフォーカスのレンズです。
現在のデジタルカメラで使われているオートフォーカスレンズとは、カメラに装着する接合部である「マウント」の規格が異なります。
つまりオールドレンズは。そのままではミラーレス一眼レフでは使えません。

このオールドレンズを現在のミラーレス一眼レフで使えるようにするのが、
「マウントアダプター」という機器です。
オールドレンズとカメラ本体の間に装着することで、最新のデジタルカメラでフィルムカメラ時代のオールドレンズが使えるようになります。

オールドレンズで撮影した写真は、現代のレンズのようなクリアな画質ではありません。
しかし、
・フィルムカメラで撮影されていた色合いが再現された写真
・経年劣化による風合いのある写真
といった味わいのある独走的な写真が撮影できます。
現在のカメラでは撮れない写真が撮影できるため、一部のカメラユーザーに好まれています。

オールドレンズは、ほとんどがマニュアルフォーカスです。
したがって現在のデジタルカメラに搭載されているオートフォーカス機能も使えません。

しかし、最近のデジタルカメラは、マニュアルフォーカスでの撮影をヘルプする機能が進化しています。
フォーカスの合っているポイントの色が変わることでピントがわかる「ピーキング機能」や、ピント拡大機能などを搭載しているため、オールドレンズを使ったマニュアルフォーカスでも使いやすくなっています。

とはいえマニュアルフォーカスは、速射性だけでなく通常撮影でも、オートフォーカスレンズの利便性には及びません。

「オールドレンズでオートフォーカスを使ってみたい」
これはオールドレンズファンにとっても、夢でもあり、望みでしょう。

そんなユーザーの夢に応えたマウントアダプターがあります。
焦点工房から発売されている「TECHART LM-EA7」です。


TECHART LM-EA7


写真のマウントアダプターは、ソニーα7II用(α7RII、α7II(Ver2.0)、α6300など)です。
レンズのマウントは、ライカMマウントとなります。
つまりライカのマニュアルレンズを、ソニーα7IIのオートフォーカスを使って撮影できるのです。


ライカのレンズsummicron 5cm F2をα7IIにて利用


マウントアダプター「TECHART LM-EA7」は、
アダプター本体にヘリコイドが内蔵されており、電動でフォーカス移動にあわせてヘリコイドを動かす仕組みになっています。

ソニーの純正レンズのように高速なフォーカスはできませんが、スナップ程度なら十分な速度でフォーカスしてぃうれます。
さらにマニアックな使い方としては、
ライカレンズ以外の他社製レンズでも、ライカMマウントに変換するマウントアダプターを使ってTECHART LM-EA7に装着すれば利用ができます。

例えば、
キャノンやニコンのオールドレンズでも、ソニーα7IIでオートフォーカス撮影できます。


作例1(α7II、ライカsummicron 5cm F2、TECHART LM-EA7)



作例2(α7II、ライカsummicron 5cm F2、TECHART LM-EA7)


現在の自動化されて便利なデジタルカメラで、昔のマニュアルレンズを使って撮影する。
これはタイムマシンで過去の世界デジタルカメラを使うような体験です。

TECHART LM-EA7を利用すれば、マニュアルフォーカスのオールドレンズを、現在のレンズのようなオートフォーカスで撮影することができますので、誰でもオールドレンズを利用、体験することができます。

オールドレンズを使うレンズ沼の世界、1度体験してみてはいかがでしょうか。

TECHART LM-EA7


伊藤浩一