【平昌聯合ニュース】北朝鮮の張雄(チャン・ウン)国際オリンピック委員会(IOC)委員は18日、帰国前に聯合ニュースのインタビューに応じ、平昌冬季五輪を見守った感想を述べた。

 4日に韓国入りした張氏は健康上の理由からこの日、北朝鮮に戻った。

 1996年にIOC委員に選出され、22年間にわたり北朝鮮の立場を代弁してきた張氏は7月に満80歳となり、任期を終える。平昌五輪はIOC委員として迎える最後の五輪となった。

 以下は一問一答。

――平昌五輪の閉会式を見ずに帰るのか。

「治療のため帰ることになった。平昌に滞在するIOC委員のうち風邪をひいた人も多い」

――平昌五輪を見守った感想は。

「南北が力を合わせたので、冬季五輪としては歴代最高ではないかと思う。特に、アイスホッケー女子で五輪史上初めて結成された南北合同チームは歴史に残るだろう」

――印象に残った場面は。

「南北合同入場はこれまで何回か行われた。合同チームは、成績は予想通りの結果となったが五輪史上初めて結成されたため最も感動的だった」

――IOCのバッハ会長がほかの競技の南北合同チーム結成を提案したが。

「スポーツ交流や合同チーム結成に関する協議が南北の国内オリンピック委員会(NOC)の力だけでは進められないことをIOCも十分承知している。バッハ会長が平昌五輪後に訪朝するそうだが、具体的な日にちはまだ知らされていない」(北朝鮮は、1月にスイス・ローザンヌで開かれた北朝鮮の平昌五輪参加を巡るIOCと南北との協議で、バッハ会長を正式に招待した。現在、IOC側とバッハ氏の訪朝の時期を調整中だ)