三井住友銀が法人ウェブ画面の改善でアイデアソン

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 三井住友銀行は4月に、法人向けインターネットサービスを対象にしたビジネスコンテストを開く。画面の見やすさや使いやすさを改善するために、外部の知見やアイデアを取り入れる。三菱東京UFJ銀行も、独自のデジタル通貨をテーマにしたハッカソンと呼ばれるソフトウェアの開発イベントを予定する。サービスの利便性向上や新規サービスの創出に向けて、メガバンクのオープンイノベーションが活発化している。

 三井住友銀のコンテストは、法人向けネットバンキング「パソコンバンクWeb21」の画面デザインの改善や、応用プログラムインターフェース(API)を活用した新サービスが募集テーマ。優れたアイデアは同行と実用化に向けて検討する。

 例えば、ネットサービスに不慣れな利用者でも直感的に操作できるような画面デザインのアイデアを想定している。法人向けのネットバンキングの画面は個人向けとは異なり、幅広い企業規模や業種をカバーするために、必要項目をもれなく盛り込んでおり、見やすさや使いやすさで、改善の余地があるという。

 三菱東京UFJ銀は、開発中のデジタル通貨「MUFGコイン」をテーマにしたハッカソンを3月に開く。円とMUFGコインの交換や認証、残高照会などのAPIが提供され、参加者は同APIを活用して試作モデルを作りプレゼンテーションする。

 三井住友銀が法人向けネットサービスを対象にビジネスコンテストを開くのは初めて。三菱東京UFJ銀のハッカソンについても、金融機関がデジタル通貨をテーマに実証するのは国内初という。

 優れたアイデアは同行と共同で実用化を検討する可能性がある。外部のアイデアを募ってサービスの可能性を広げる考えだ。みずほ銀行も人型ロボット「ペッパー」の金融サービスの活用でハッカソンを開いた実績がある。