東京を生きる女たちは、もう気がついている。

「素敵な男の隣には、既に女がいる」という事実に。

自分が好きになるくらいの男を、他の目ざとい女たちが見過ごすはずがないのだ。

旅メディアで働く彩花(26歳)が、取材先のスリランカで出会った爽やかな商社マン・洋平(30歳)。

この出会いは、運命か。それとも...?

「恋の大三角形」一挙に全話おさらい!



第1話:旅先で運命の出会い!のはずが…素敵な男の後ろには女の影がある

彩花(26歳)side-運命の出会いは、突然に

この世に「運命」が存在するなら、きっとこの出会いをいうはずだ。

-半年前-

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第2話:女の勘を侮るなかれ。彼の普段と違う言動に、彼女が仕掛けた罠

繭子side-29歳の憂鬱

「味付けは、粒子の大きい砂糖から。次にみりん、塩分は味見しながら、最後に少しずつ足していきます」

無条件に心が和らぐ、優しい出汁の香り。

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第3話:挑むのは彼女のいるモテ男。振り向かせるために必要な、女の心得

彩花side-強力なアドバイザー登場

太陽が照りつける、土曜の午後。

お世辞にも広いとは言えない“Girls Trip”オフィスの扉を開けたら、夏美さんに二度見をされた。

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第4話:深夜2時過ぎ、ようやく既読になったLINE。嫉妬に苛まれた女の狂気

繭子side-誰と比べているの?

そろそろ寝ようかというタイミングで、電話が鳴った。

「あ、繭ちゃん?まだ起きてた?」

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第5話:“美人でいい子”じゃ物足りない。モテ男が最後に選ぶ女は…

彩花side-諦めるわけにはいかない

「もう一軒、行こうか」

そう言って洋平くんが連れてきてくれたのは恵比寿の『bar松虎』。

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第6話:付き合った年月など無関係。プロポーズは待つのではなく、させるもの!?

深夜の狂行

洋平のマンションのエントランスで、煌々とついた灯りに照らされた時、私はようやく我に返った。

家を飛び出した時の興奮は深夜の冷気で完全に醒め、ガラス扉についたドアノブの冷たさが、ますます私の心を寒々とさせる。

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第7話:本命彼女の前で、私の存在は消される…気づいてしまった、残酷な現

彩花side-連絡は、必ず来る…?

はぁぁぁ…。

自分でも予想以上に大きなため息が出て、Girls Tripのオフィスに響いた。

前に座る夏美さんがじろり、とこちらに目だけを向けるのに気づき、私は慌てて口を押さえ視線をPCに落とす。

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第8話:30歳の誕生日。2年付き合った商社マンの彼が言い放った、無責任な言葉

すれ違った女

リズミカルだったはずの洋平の相槌がワンテンポ遅れた気がして、私は右隣を歩く彼の視線を追った。

すると今しがたすれ違ったばかりの女性に、目が止まる。

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第9話:私は絶対に2番手で終わらない。覚悟を決めた女が告げた、ある言葉

彩花side-既読スルーしたLINE

「彩花、まだ帰らないの?」

夏美さんに声をかけられ時計を見ると、20時半を過ぎていた。

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第10話:「結婚できないなら、別れたい」は恋愛後期に言っても駆け引きにならない

不器用な男

「小柳さん。できるだけ直近で、常務の空いてる時間を教えてもらえないかな」

声をかけられ振り返ると、角ばった顔をした大柄の男が私を見下ろしていた。彼が呼んだ小柳という名は、私の苗字である。

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第11話:彼に選ばれる存在になるために。私ができる、たった1つのこと

私の言動は、正しかった?

「すごい。やるじゃない、彩花!」

熱燗でほんのり頬を赤くした夏美さんが、興奮気味に私の肩をたたく。

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第12話:「結婚したい」と言いながら結婚向きの男には惹かれない、女の矛盾

すれ違う心

-私、洋平と別れたの…?

すっかり色を失ってしまった世界から目を背けるように、無気力に目の前のPCを見つめる。

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第13話:確かに感じた彼の好意。後先考えてヒヨるより、既成事実を作ったが勝ち

女の最高値

「彩花ちゃん、綺麗になったんじゃない?しばらく見ない間に垢抜けたよね」

パレスホテルの『琥珀宮』。

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第14話:男心は単純明快。“癖のない美人”が、モテ男との結婚を逃した理由

“癖のない美人”の罠

最初に言っておきますが、繭子さんのこと、私は好きですよ。

特別目立つ美人というわけじゃないけど、もともとの顔立ちは整っているし、色も白くて肌が綺麗。大和撫子って感じですよね。

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第15話:「一体、彼のどこが好きなの?」冷静に問われて気づいた、不毛だった恋

最後のLINE

-会いたいなんて、言わなければよかった。

ここ数日、何度同じことを考えただろう。

まだ薄暗い部屋で、目が覚めたらまず、洋平からのメッセージの有無を確認する。

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