66年ぶりの五輪連覇を達成した羽生結弦【写真:Getty Images】

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羽生はまるでフィクションの存在? 「二次元から出てきたみたい」

 平昌五輪は17日、フィギュアスケート男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)1位の羽生結弦(ANA)が206.17点をマーク。合計317.85点で、66年ぶりの五輪連覇を達成。ケガからの華麗すぎる復活劇に日本のファンも心を奪われたようだ。SNS上が羽生への祝福、感謝のコメントであふれ、中には「国民栄誉賞」を期待する声もあがった。

 右足首の故障を乗り越えての歴史的な金字塔だった。羽生は陰陽師の「SEIMEI」に乗せた魂の滑りで合計317.85点をマークし、歴史的な五輪連覇を決めると、王者の目に涙がこぼれた。この、まるで映画のようなワンシーンに、日本のファンも興奮と感動をツイッターで伝えた。

「この終わり方が素晴らしすぎるよ羽生くん…」
「君は日本の誇りだ」
「感動で泣いた」
「本当に少女マンガの主人公だな」
「全ての動作がまるで二次元から出てきたみたい」

 また歴史的な快挙に「国民栄誉賞」を期待する声も続々。

棋士の羽生善治に続いて、「羽生と羽生が国民栄誉賞か」の声も

「羽生君、これはもう国民栄誉賞でしょ」
「羽生くんは若いけど国民栄誉賞レベルの偉業を成し遂げたと思う」
「羽生くんにぜひ国民栄誉賞を。こんな人、もう2度と現れないと思うから」
「安倍総理 羽生結弦君に『国民栄誉賞』をお願い致します」

 長野五輪スピードスケート男子500メートル金メダリストの清水宏保氏も自身のブログで羽生を祝福した上で「羽生選手が国民栄誉賞になったらいいのになぁ」と記述していた。

 スポーツ選手では過去に個人で10人が受賞し、五輪金メダリストでは柔道の山下泰裕、女子マラソンの高橋尚子、女子レスリングの吉田沙保里、伊調馨の4人が受賞している。

 一方で棋士の羽生善治氏が13日に受賞した。「はぶ」と「はにゅう」で読みは違うが「羽生と羽生が国民栄誉賞か」「羽生国民栄誉賞W受賞とかありそう」「羽生さんに続いて羽生くんが国民栄誉賞を受賞するんじゃないの?」との声も上がっている。(THE ANSWER編集部)