今年で創業46年。経営母体は隣で100年以上営む酒販店だ。

笹新(最寄駅:人形町駅)

つまり日本橋の老舗。そう聞くと敷居を高く感じてしまうが、店をとり仕切る初代の孫娘・直子さんと広一さんの若夫婦が、明るくて気さくなので、こちらも肩肘張らずくつろげる。 夫婦が店を継いだのは4年あまり前。現在“小さな改革”を進行中だ。例えば、1種類だけだった日本酒に週替わりで厳選した純米酒を複数銘柄加えたり、お通し代を取らない代わりに気軽につまめる前菜盛り合わせをメニューに加えたりといった具合。さらに、得意の魚料理で勝負すべく、肉料理をやめたという潔さ。自分の歳より古い老舗だが、応援したくなる店なのだ。

〆さば

しっかり仕事がなされた「〆さば」。魚は毎日築地で仕入れている 

ねぎま

中に豆腐が入った、マグロのすき焼き風煮込み

サービスのひと皿

お通し代わりのサービス品。内容は日によって変わるが、取材時は、上から時計周りに「マグロの佃煮」「自家製辛子明太子」「白子どうふ」「菜の花の辛子味噌あえ」「ホタルイカと蕗のとう味噌」。ひと皿315円。ただし人数分の注文が条件

笹新

東京都中央区日本橋人形町2-20-3 [TEL]03-3668-2456 [営業時間]17時〜22時半 [休日]日・祝、第3土 [席]カウンター17席、テーブル10席 計27席/喫煙可/予約不可/カード不可/お通し代無し [交通アクセス]地下鉄日比谷線人形町駅A1出口から徒歩2分