とらひめ。(写真:タイガー魔法瓶発表資料より)

 タイガー魔法瓶は14日、米状加工食品「とらひめ」とその調理器に関し、RIZAPと戦略的提携を行うと発表した。

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■米粒状加工食品「とらひめ」

 この提携は、米粒状加工食品「とらひめ」と「とらひめ専用メニュー付き調理器」を使った提案が中心となる。「とらひめ」とは、タイガー魔法瓶が独自開発した米粒状にした加工食品だ。原料はタピオカやこんにゃくなどで、白米とカロリーを比較すると約50%オフとなるため、ダイエットに向いている。

 糖質も約47%オフとなるため、現在流行の糖質オフダイエットの主食代わりとしても役立つだろう。しかも白米と混ぜるこんにゃく米と異なり単体で炊け、食感もふっくらしているので、より米らしさを感じることができる。

■健康xフード分野でRIZAPとタッグ

 糖質オフと言えば、マンツーマントレーニングで有名なRIZAPでも、顧客の食事において指導している方法。今回そのRIZAPと提携することで、健康×フード分野に新たなビジネスモデルを作り出すことを目的とする。

 提携の内容は、RIZAPのジムやショップなどの販売チャネルで「とらひめ」と「とらひめ調理器」を販売。他にも「とらひめ」の定期配送サービス、「とらひめ調理器」を使った様々な低糖質食材の配送サービスも行う。RIZAP管理栄養士による、「とらひめ」と「とらひめ調理器」を使用する食事のプランニングも提供する。

■低糖質米で健康寿命を延ばすプログラム

 こうした糖質オフの取り組みは、ダイエットだけではなく、生活習慣病の改善にもよいと言われている。つまり低糖質米を中心とした低糖質メニューにより、健康寿命を延ばすことに効果があるというわけだ。食と健康への関心が高まっている昨今、健康寿命を延ばすことに貢献するというこの取り組みには、注目が集まりそうだ。

 RIZAPというと現在の顧客は現役世代のイメージがあるが、今後は高齢者にもターゲットが広がっていくだろう。既にRIZAPは、静岡県牧之原市など医療費を減らしたい自治体と組んで、高齢者に対する食事やトレーニング指導も開始している。高齢者になじみがあるタイガー魔法瓶や、自治体との提携により、高齢者の間でのRIZAPの認知度も、更に高まると予測される。