創業112年の老舗。関東大震災の翌年に建てられた現店舗は文化庁の「有形文化財」にも登録され、大正建築の風情を今に伝えている。

桜なべ 中江(最寄駅:三ノ輪駅)

そんな趣ある店内でいただくのが桜鍋だ。久留米の契約牧場で『中江』専用に長期間かけて育てられた馬肉は、力強い旨みと芳醇な脂がのる。それを一子相伝の味噌ダレをといた割り下で煮て食すのが、明治から守り続ける味だ。週末と祝日のみ昼から営業しており、日の高いうちからこの鍋に舌鼓を打ちながら、ゆったり酒盃を傾ける贅沢な時間を過ごせる。

桜なべロース

赤身のロースはさっと煮て、脂身はじっくり割り下をしみ込ませて食すのがおすすめの食べ方だ。〆には馬肉の旨みたっぷりの割り下に生卵をとき入れ、ふんわり火が通ったところをご飯にかける「あとご飯」(+680円)もぜひ堪能したい

タロタロユッケ

常連だった岡本太郎の要望から生まれた名物料理で、新鮮な生の馬肉を醤油ベースのタレで和えユッケ風にいただく

桜なべ 中江

東京都台東区日本堤1-9-2 [TEL]03-3872-5398 [営業時間]17時〜22時(21時半LO)、土・日・祝は11時半〜21時(20時半LO) ※ランチタイム有 [休日]月 [席]座敷1階30席、2階50席 計80席/禁煙席あり/予約可/カード可/サなし [交通アクセス]地下鉄日比谷線三ノ輪駅3番出口から徒歩8分