今年の冬は野菜の値段が高いですね。これは秋に2度の台風が日本列島を襲い、植えたばかりの種や苗に大きな被害を与えたことや、日照不足で成長が著しく遅れた上に、冬の寒波が影響しているためだと言われています。

 今では輸入品も入るため、1年中見かけるようになったブロッコリーですが、旬の時期は11月〜3月。まさに今が旬で、国産ものが出回っています。輸入品に比べて鮮度が良く、栄養価も高くなっています。

 ブロッコリーは、特にビタミンA、C、Eを多く含みます。これらは「ビタミンエース(ACE)」と呼ばれ、同時に摂取すると吸収率がアップ。つまり、ブロッコリ一を食べるだけで手軽に、効果的に栄養補給ができることになります。また、キャベツに多く含まれることで知られるビタミンU(キャベジン)も多く、胃粘膜の保護を助けてくれます。

■作り置き、お弁当のおかずにも

 さて、イタリアを代表する卵料理といえば「フリッタータ」。具と卵を混ぜ合わせ、フライパンいっぱいに広げて焼き上げる、素朴で簡単な「イタリア風オムレツ」です。

 卵はビタミンCと食物繊維以外の栄養素を含み、必須アミノ酸もバランス良い「栄養の優等生」。その卵にブロッコリーをたっぷりと加えた「ブロッコリーのオムレツ」を紹介します。

 旬の野菜と卵で、栄養価は倍増。冷めてもおいしく食べられますので、作り置きやお弁当のおかずにも適しています。ぜひお試しください。

【料理家・山内千夏】