昨年、都内でスイカを用いた博物館・美術館の電子共通パスポートを実証実験した

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 JR東日本メカトロニクス(東京都渋谷区、JREM)は2018年度、「Suica(スイカ)」など交通系ICカードを使うクラウド型ID認証サービスを始める。観光地やコンサート会場などで、登録したICカードをタブレット端末にかざすだけでスムーズに入場できる。電子チケットシステムを簡易に実現可能な点を訴求し、受注獲得を狙う。

 鉄道・バスの移動や電子マネー用途で普及するICカードを、そのまま利用できる。地域で採用すれば複数の博物館、美術館、寺社をめぐる共通入場券や周遊バスの1日乗車券などを1枚のカードで実現できる。毎回の料金決済がいらず、カード1枚で観光できるため、訪日外国人の利便性向上も見込める。

 入場券やサービスなどの購入情報を、交通系ICカード固有の製造IDにひも付けて、データベースに登録する。IDをタブレット端末で読み取り、登録したデータとの照合や処理はJREMのサーバーで集中処理する。

 サーバーは米アマゾンのクラウドサービス「アマゾンウェブサービス(AWS)」で構築した。データ処理量の急増にも柔軟性を持たせた。正常処理ならば、従来の交通系ICカードの決済、改札機通過と遜色ない時間で認証できるという。