応用言語学や脳科学、教育心理学などのアカデミックな研究では「外国語学習の機会が、子どもの知力やIQを高める」といった知見が蓄積されつつある。本連載では、発売直後から立て続けに増刷が決まった元イェール大学助教授・斉藤淳氏の最新刊『ほんとうに頭がよくなる 世界最高の子ども英語』から一部抜粋して、「世界のどこでも生きていける頭のよさ」を育てるための英習メソッドを紹介する。

英語日記で「書く楽しさ」に触れる

以前の記事で「ライティングの練習をはじめましょう」などと気軽に書きましたが、ライティング指導を家庭でやるのはなかなか大変です。本格的に能力を伸ばそうとするときに、4技能のうちで専門的な指導がいちばん求められるのは、じつはライティングだったりします。J PREPでも、ライティングについては、講師による細かな添削指導をするようにしています。

とはいえ、小学生の段階であれば、スペルや文法のミスに神経質になる必要はないと思います。むしろ、「自分が書いた英文がちゃんとお母さん・お父さんに伝わった!」という体験をさせることに重きを置いてください。いちいち手直ししたりする必要はありませんし、まずは「英文を書こうとしている姿勢」を褒めてあげてください。「間違いだらけでも、書く練習をすること自体に意味がある」と考える研究者も多くいます。

ライティングについては教材もありますが、まずは「日記」からはじめるといいでしょう。ある日、キッズクラスの生徒に「英語で日記を書いて提出してもいいよ」と何気なく言ったところ、早速やってみて、英文を書くのが大好きになった子がいました。

使える構文や語彙は限られているでしょうが、すぐに「答え」を手渡してしまうのではなく、これまで学んだ知識を手がかりに、子どもが自分で文をつくっていくプロセスを大切にしたいものです。
語彙については、「和英辞典」ではなく、モノリンガルのピクチャーディクショナリーを用意するといいでしょう。
おすすめのライティング教材とピクチャーディクショナリーをご紹介します。

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