« Like a flock of starlings: work in situ » Daniel Buren 2018 © ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2018 G1226

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 銀座エリア最大の商業施設「ギンザ シックス(GINZA SIX)」が開業1周年を記念したプロモーションの一環で、フランス人アーティスト ダニエル・ビュレンが手掛けた新作インスタレーションを展示する。期間は4月2日から10月31日までの予定。
 ダニエル・ビュレンは、50年以上にわたり自身の論理に基づいた8.7センチ幅のストライプ模様の作品を数多く制作し、その数は数千点以上に及ぶ。1986年にフランス代表としてベネチア・ビエンナーレに参加し「金獅子賞」を受賞。2007年には高松宮殿下記念世界文化賞を受賞した。近年では、2016年にフランク・ゲーリーが設計したフォンダシオン ルイ・ヴィトンの美術館建築をジャックし話題を集めた。
 新作インスタレーションが展開されるのは、ギンザ シックス開業時に草間彌生の作品が飾られた2階中央吹き抜け空間。8.7センチのストライプ模様の旗を、赤と青の2色計1,500枚を用いた作品「Like a flock of starlings: work in situ」が設置される。
 また、全長約1,100メートルの中央通りには同作と連動した90枚のフラッグアート作品の展開が計画されている。期間は4月2日から5月6日までを予定。