「難しいAIにも是非チャレンジして欲しい」と語る星光之ETロボコン本部実行委員長

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 ETロボコン実行委員会は2月14日、11月にチャンピオンシップ大会を開く「ETロボコン2018」の開催概要について発表した。組込みシステム技術協会(JASA)が主催する「ETロボコン」は今年で17年目。ソフトウェア開発教育を主眼とするロボットコンテストだ。
 走行体と呼ばれるロボット自体は、レゴのマインドストーム使った共通のものを利用するため、ロボットを制御するプログラミングの腕を競う。昨年は、321チーム2000名が参加した。単に結果だけでなく、ソフトウェア設計のプロセスも審査の対象になり、大学や専門学校、高専などの学生と企業で活躍する若手のエンジニアの参加が多く、社会人と学生が同じ土俵で技術を戦わせるのが特徴だ。

 コンテストはロボットのプログラミングを競う「デベロッパー部門」と、自由にものづくりを行う「ガレッジニア部門」の2つの部門に分かれている。全国を12エリアに分け、3月に実施する説明会を皮切りに、技術教育、試走会などを経て、9月〜10月に地区大会を開催。11月14日〜15日にパシフィコ横浜で開く「チャンピオンシップ大会」で雌雄を決する。

 参加資格は高校生以上。参加費(税込)は参加者の所属によって異なっており、「デベロッパー部門」が2万1600円(高校生)〜10万8000円(企業)、「ガレッジニア部門」は1万800円(高校生)〜5万4000円(企業)など。申込期間は3月1日〜4月5日まで、「ETロボコン Webサイト」で受け付ける。

 発表会の最後に挨拶に立った星光之 ETロボコン本部実行委員長は「デベロッパー部門では今年からAIという要素が加わった。プログラム通りに動かないという、AIならではの難しさはあるが、果敢にチャレンジしてほしい。またガレッジニア部門の優勝者には、来春ラスベガスで開催される「CES 2019」に招待する予定だ。海外に興味がないという若者が増える中、あらゆるテクノロジーが集結するCESに実際に行って『百聞は一見にしかず』を体験してほしい」と語った。(BCN・道越一郎)