<ジェネシス・オープン 事前情報◇14日◇リビエラCC(7,322ヤード・パー71)>
予選落ちから一転、明日開幕する米国男子ツアーの「ジェネシス・オープン」で上位進出を目指すのが、かつての世界ランク1位、ローリー・マキロイ(北アイルランド)だ。先週行われた「AT&Tペブルビーチ・プロアマ」で予選落ちを喫したマキロイ。2日目には短いパー4でティショットをグリーンに乗せながら、そこからまさかの5パットでダブルボギー。上位どころか最終日を待たずに姿を消した。
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マキロイといえば175センチの小柄な体から繰り出される飛距離が一番の魅力。ツアーの大男たちを相手に一歩も引けを取らないショットでバーディチャンスを量産する。メジャー4勝を誇り、キャリアグランドスラム達成へ、残すは「マスターズ」のみ。そんなマキロイのウィークポイントとされてきたのがパッティング。決して得意分野ではないグリーン上の攻略が、先週のうっぷんを晴らす上位争いのカギになりそうだ。
先週のにがい記憶を拭い去るために、今週はパターに工夫を凝らしたというマキロイ。「あれは気にすることではない。少し芝の状態が悪かっただけ。でも、週末はメーカーに行って、新しいパターを手に入れたんだ」と、気にしていないようで、やはり心に残るしこりが見え隠れする。何しろ5パット…。「モデルは一緒。ほんの少しの違いなんだけど、ロフトを多めにして、ライ角を変えたり、そんな感じだよ」と平静を装うが、多くの選手が警戒するリビエラCCの難グリーンを攻略することができるのか。
「この地方のグリーン芝では特にそうなんだけど、パターのロフト角が少なすぎたんだ。少しロフト角を多めにして、少しだけ打ち出しで上がるようにしたんだ」と、米国カリフォルニア州独特の、凹凸や目が激しい芝対策を施した。「今までは打った瞬間にボールが地面に入り込むような、そんな感じだったから」。あくまでも準備は整ったと主張するマキロイ。先週のようなことにならなければいいが…。
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