ブラジルのアマゾン地域で、もりを使って魚を捕る漁師(2017年9月17日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】イスラエル北部の港町で、サメ漁に使われる銛(もり)を顔に刺された男性(28)が、病院で無事に抜いてもらい助かった。銛の長さは60センチあったという。医師が13日、明らかにした。

 男性の治療を行ったイスラエルのハイファ(Haifa)にある病院の医師は「奇跡だ」と述べ、「あと数センチずれていたら助かっていなかった」と語った。銛は幸い目や脳といった重要な器官からそれていた。

 顔から突き出した長さ60センチの金属棒は、病院のスタッフにとっても日常では目にしない光景だった。顎顔面外科手術部門を率いる医師は「子どもの頃に西部劇で見たシーンのようだった」と述べた。

 男性に銛が刺さった経緯は現在、警察が捜査している。男性は今月6日、車の中にいたところ、近付いた何者かに頭部をスピアガンらしきもので撃たれたという。銛は男性の顔の右頬から斜めに突き刺さり、口とあごを貫き、首の左側で止まった。もう少しで主要な血管に至るところだったという。

 男性は銛を押さえながら、たまたま撃たれた場所から200メートルほどのところにあった病院に自力で駆け込んだ。病院の広報担当者によって伝えられた話によれば、男性は「口の中が血でいっぱいになり、窒息しそうだった。倒れないようにするだけで精一杯だった」と述べている。
【翻訳編集】AFPBB News