平野歩夢【写真:Getty Images】

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独占コメント、届かなかったホワイトへの本音「五輪でも勝ちたかった」

 平昌五輪スノーボード男子ハーフパイプ決勝で五輪史上初の連続4回転を決め、2大会連続の銀メダルを獲得した平野歩夢(木下グループ)。競技後、関係者を通じ、「THE ANSWER」に独占コメントを寄せた。

 競技後、優勝したショーン・ホワイトとがっちりと、抱擁を交わした。うれし涙を流すホワイトとは対照的に、すっきりとした表情を見せた平野。冬季五輪史に残るような、歴史的な名勝負を演じ切った同士、健闘を称え合った

「ショーンも自分の事で一杯だったと思う。お互い『おめでとう』と声をかけた感じです」

 前回ソチ大会では大本命のホワイトが4位に沈む中、15歳の平野は銀メダル。一気にスターダムにのし上がった。一方、ホワイトは大怪我を負い、不振に喘いだこともあった。だが、この大舞台で、強い王者の姿を見せつけられた。

「一度、去年バチバチでやり合って勝ったけど、五輪でも勝ちたかった。3本目しっかり決めたかったですね」

 五輪で勝ちたかった――。サバサバした気持ちの中にも、偽らざる本音ものぞかせた。4年後、2022年の北京五輪。平野は23歳、“レジェンド”ホワイトは35歳。再戦の可能性はある。

20年東京五輪、夢のスケボー参戦プラン否定せず「今シーズン終わって考えたい」

 平野には、以前から“ある噂”があった。2020年の東京五輪、新種目のスケートボードで夏季五輪に挑む、夢のようなプランだ。

 関係者によれば、実現の可能性はゼロではなく、ホワイトも同様に米メディアに参戦が取りざたされた経緯もあり、スノーボーダーの間で熱が高まっている。

「まだ決まってないですけど、徐々にって感じですかね(笑)今シーズン終わってゆっくり考えたいですね!」

 慎重にコメントしたが、挑戦の可能性を、否定はしなかった。心身ともに研ぎ澄ませてきた五輪の舞台が終わったばかり。しばしの充電の時を経て、次へ向かう舞台は果たして……。決断に、大きな注目が集まるのは間違いない。若きスーパースターの視界の先には、何を見据えているのだろうか。

「俺は人が出来ない事をやりたいから、そこを着々と目指して行きたいですね。はっきりとは決まってないですけど何かしらで(笑)。そういうものを、何かしらで自分のモノにして行きたいですね」

 前人未到の領域へ――。夢へと通じる道を、歩き続ける。(THE ANSWER編集部)