Image: cryptogram via Gizmodo US

これがAI流のLOVE表現?

AIが人間の言葉をどこまで理解しているかということについては、スマートスピーカーや音声認識、あるいはOTRによる自動翻訳などを見る限り、なかなかうまくいっているように思います。AIとの対話っていう構図も増えてきたのでは?

それはそうと、今日はバレンタインデー。手作りチョコもエモいけれど、科学者のJanelle Shaneさんは、AIにバレンタインメッセージを書かせてみることにしました。その結果がこちら、ドン。

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「SWEAT POO」、「U HACK」、「STANK LOVE」、「HOLE」。なんというか、グっとこないというか、理解不能というか……。少なくともバレンタインアイテムに「FANG」と書いたらロマンスよりも敵意を感じるし、なんでこんなこと書いちゃった、AI?

Shaneさんはニューラルネットワークを訓練させ、データセットから言語を学習、模倣してこれらのキャンディハートメッセージを生成しました。Shaneさんは自身のブログにて、こんなふうに語っています。

AIが考えるメッセージのアルゴリズムには、インプットした言葉のデータベースを基にするだけでなく、元のデータセットには4文字の単語が含まれていることを前提に予測しているのかもしれません。ニューラルネットワークは、新しい4文字の単語を使うことを考えているようです

結果として生まれたのはロマンスな雰囲気だけをスポイルしたキメラ言語的な文字列というわけです。単語としてではなく、頻出するアルファベットの組み合わせでそれらしいムードを演出するという思考回路は、ムードを数値で定量化するいかにもAIな発想です。Shaneさんは「AIはいまだに言葉のニュアンスなどを理解することが難しい」とも話しています。

研究が進めばAIもニュアンスを学習し、「LOVE HUMAN」なメッセージを作る日がくるかもしれません。それでも今のところ、チョコやメッセージカード交換はやっぱり人間同士がベストということで。


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Source: cryptogram.com

Melanie Ehrenkranz - Gizmodo US[原文]
(ヤマダユウス型)