パリSGのエメリ監督は、1年前の大逆転負けで学んだ経験を今回のマドリー戦にぶつける。ベスト8進出なるか。(C)Getty Images

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 昨シーズンの雪辱を晴らすことができるのか。

 パリ・サンジェルマンのウナイ・エメリ監督は、レアル・マドリーとのチャンピオンズ・リーグ(CL)決勝トーナメント1回戦第1レグの前日会見にて、欧州の舞台での躍進を目指してチームが準備を積み重ねてきたことを強調した。

 監督就任1年目の昨シーズン、エメリ監督率いるパリSGは、今回と同じCLのラウンド・オブ16でバルセロナと対戦し、第1レグで4-0と大勝しながら、第2レグで1-6とまさかの大敗。CLの歴史に残るであろう「Remontada(大逆転劇)」を許し、批判や揶揄の嵐に耐えなければならなかった。

『ESPN』によると、敵地でのマドリーとの初戦を前に、エメリ監督は「我々はこの対戦をチャンスとして捉えている」と語り、「パリSGが昨シーズンからステップアップするための良い機会だ」と意気込んだという。

「我々は成長を望んでいる。熱意に溢れ、進化を求めている。このマドリーとの対戦は、そのためのチャンスなんだ」

「成長するための準備は、昨年(の大逆転負け)から始まった。あの経験は今シーズン、ポジティブな形で我々の助けになるはずだ。チームは多くを学んできた。いまはこのレベルで戦う準備ができている」

 キリアン・エムバペ、エディンソン・カバーニ、ネイマールで形成されるパリSGの「MCN」と、ガレス・ベイル、カリム・ベンゼマ、クリスチアーノ・ロナウドから成るマドリーの「BBC」。互いにビッグネームを揃える前線の対決が注目されるが、マドリーには「BBC」を先発起用しない可能性があるようだ。

 だがエメリ監督は、「ベストのマドリーを予想している。彼らはきっと、最強のスタメンでくるはずだ。3人のトップスターが先発しないことは想像できない」とコメント。そのうえで、「あらゆるシナリオに備えている」と付け加えている。

 また、会見に同席したDFのマルキーニョスも、「素晴らしいチャンス」と連覇中の欧州王者との対戦に意欲的だ。

「CLでマドリーと戦えるなんて夢のようだよ。キャリアの、人生のすべてをかけて、こういう試合でプレーすることを望んでいた。ポジティブに考えなければならない」

 史上最高額を支払ってネイマールを獲得し、欧州制覇をめざすパリSG。エメリ監督と選手たちは、昨シーズンと同じスペインを代表するメガクラブを相手に“リベンジ”を果たせるのだろうか。