美味しい店あり!と情報が流れれば、たちまちできる長い列。しかし、列の先に待つ味は、本当に美味しいのか。情報に踊らされているだけなのでは?行列店に並び、その価値を調べてきた!最後は「名古屋編」3店をご紹介!

【待ち時間40分】まるや本店 JR名古屋駅店(最寄駅:名古屋駅)

\並ぶ価値あり!/行列中のお茶の差し入れに心が和む

 2015年末、JR名古屋駅構内にオープンした『名古屋うまいもん通り』。有名店が軒を連ねるなか、ひつまぶしが名物の『まるや本店 JR名古屋駅店』の人気が群を抜いているという。

上ひつまぶし 3065円

「上ひつまぶし」(3065円)は、ネギとワサビ、刻みネギのほか、大葉も薬味に使っているのが特徴。また、三杯目を食べる頃にお茶漬け用のダシを持ってきてくれるなど、きめ細やかなサービスも好感が持てる。

ある日曜日の昼、店の前に20人ほどの行列ができていた。ウナギゆえに提供するのも食べるのも時間がかかるのか、行列はあまり動かない。腹ペコなので余計にイライラしてくる。すぐ後ろに並んでいたファミリーが「並んでまで食べたくないがね!」と、捨てゼリフを吐いて戦線離脱。そんななか、店員から温かいお茶のサービス。おかげで心がほっこり。結局、入店できたのは並んでから40分後。「上ひつまぶし」(3065円)にありつけたのはさらに30分後。確かに美味しかったけど疲れた……。

【待ち時間00分】濃厚担々麺 はなび 錦店(最寄駅:栄駅)

本店ではなく、都心にある錦店が狙い目

 行列嫌いの名古屋人でもつい並んでしまうのが、台湾まぜそば発祥の店『麺屋 はなび』。

濃厚担々麺 850円

店名を冠した「濃厚担々麺」(850円)は、濃厚なスープと豆乳を合わせたWスープ。テーブルのラー油や山椒などで味の変化が楽しめる。名物の「元祖台湾まぜそば」(780円)と同様に、「追い飯」も無料だ。

今や人気は東京にも飛び火しているらしい。日曜日の夜、中川区高畑にある本店の前を通りかかると、約30人がズラリ。店内にも待合席があるので、一体どれだけ待つのやら。寒いわ、腹は減るわで早々に退散。で、向かったのが『濃厚担々麺 はなび錦店』。19時半頃に到着して、なんと行列はゼロ。待たずに看板メニューの「濃厚担々麺」(850円)を堪能することができた。『麺屋 はなび』は本店のみならず、郊外を中心に展開している系列店も混み合っている。しかし、都心にある錦店は狙い目だ。

【待ち時間45分】まぐろや 石亭 御器所店(最寄駅:御器所駅)

広々とした待合室が大にぎわい

『まぐろや 石亭 御器所店』は2015年末、昭和区の御器所通交差点近くにオープンした回転寿司店だ。

秘伝漬けまぐろ 356円

「秘伝漬けまぐろ」(356円)や「活真鯛」(302円)、「鉄火巻」(237円)、「本まぐろ三貫握り」(864円)などを注文。「まぐろや」という店名だけに、まぐろの寿司はどれも回転寿司のレベルを超えている。

 日曜日の18時半頃に到着すると、店の前に並んでいる人はいない。ラッキー!と思ったのも束の間、店内に入ると、待合スペースがあり、多くの客でごった返している。あぁ、気が遠くなる…。順番票に名前を記入した際に、数えてみたところ自分の前に25人も待っていることがわかった。

 1時間待ちは覚悟していたが、45分くらいで席に案内された。お腹が空いていたので、とりあえずレーンを回っている寿司からチョイス。乾いているネタがあったのが残念だったが、周りの客は職人さんに直接注文していた。そのルールに則って、「本まぐろ三貫握り」(864円)などをオーダー。店名の通り、まぐろの寿司はどれも旨かった。