米男子ゴルフツアーのジェネシス・オープン開幕を前に、記者会見に臨むタイガー・ウッズ(2018年2月13日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】1月にツアー本格復帰を果たした男子ゴルフのタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)が、15日から復帰第2戦となるジェネシス・オープン(2018 Genesis Open)に臨む。会場のリヴィエラ・カントリークラブ(Riviera Country Club)を本人は大いに気に入っているが、残念ながら過去の相性は芳しくない。ウッズは「このゴルフコースが大好きなんだ。レイアウトが最高で、見た目もしっくりくる。僕のプレーはひどいけど」と話している。

 リヴィエラはロサンゼルス中心部から西へ行った、パシフィック・パリセーズ(Pacific Palisades)の丘に位置する由緒正しいコース。ウッズとリヴィエラの付き合いは長く、1992年に16歳でツアー初出場を果たしたのがこのコースで、主催者推薦で出場して結果は予選落ちだった。それからウッズはツアー79勝、メジャー14勝を積み重ねたが、リヴィエラでは10回出場して1998年の2位と翌99年の2位タイが最高となっている。

 これだけの回数戦って、ウッズが優勝できていない大会は他にない。最後に出場したのは2006年で、昨年大会からホストを引き受けていなければ、リヴィエラとは今も縁遠いままだった可能性がある。

 その昨年大会は、出場を目指していたものの腰の負傷でかなわなかった。1年前のウッズは腰の激痛に悩まされ、開幕前の記者会見の間座っていることさえできず、出場などもってのほかだった。

 しかし今のウッズは、昨年4月に脊椎を器具で固定する手術を受け、痛みがない状態でプレーできている。それでもウッズは、リヴィエラを攻略する以外にも、術後の自分の体やゴルフのスタイルについてもっと知らなくてはならないと話している。

 今回の復帰の目標について、42歳のウッズは「いずれは大会で優勝したい。このプロセスを突破し、そこまで到達することを目指している」とコメントしている。3週間前のファーマーズ・インシュアランス・オープン(Farmers Insurance Open 2018)での23位タイという結果は、ティーショットの乱れは目立ったものの、復帰戦としては上々だった。

 今回も、前回王者で世界ランキング1位のダスティン・ジョンソン(Dustin Johnson)、メジャー4回制覇のロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)、昨シーズンの年間最優秀選手であるジャスティン・トーマス(Justin Thomas、米国)、全英オープン(The 146th Open Championship)王者のジョーダン・スピース(Jordan Spieth、米国)らが顔をそろえる中で、ウッズには大きな注目が集まっている。

 過熱気味の期待感に対し、ウッズはファーマーズ・インシュアランスOPの行われたトーリーパインズGC(Torrey Pines Golf Course)では「自分はゴルフからかなり長い間離れていた。道のりはまだまだ長い」と冷静に話していた。それでも、現在の新星たちとの争いについて問われたウッズは、かつてジャック・ニクラス(Jack Nicklaus)氏のメジャー18勝の記録更新は間違いなしとみられたころの負けず嫌いの顔を垣間見せた。

 そして「勝つべきとき」が来れば、自身が助言を送ってきた若い選手たちの躍進に水を差すことになったとしても、まったく気はとがめないと話し、「勝負ができるようになれば、あとは自分で何とかできる。必要なのは、とにかくそこまでたどり着くことだ」と続けた。

 トーリーパインズでは、ウッズは腰ではなく脚が痛くなったと冗談めかした。

「歩くのが久しぶりでね。カートに乗って36ホールだけプレーするのに慣れっこになっているから。でも心地よい痛みだよ。全然違う痛みだ」
【翻訳編集】AFPBB News