ドライヤーで髪が老ける!?(depositphotos.com)

写真拡大

 女性なら毎日使用するのが当たり前のヘアドライヤーですが、反面「ドライヤーの熱でどんどん傷んでいる気がする......」という悩みも多いようです。

 特に年齢を重ねた髪は「細くなりやすい」ほか「白髪」が目立ちはじめるなど、見た目にも髪年齢が悪目立ちしやすいため「できる限り、髪には刺激を与えたくない」と感じるようです。

 とはいえ、自然乾燥はヘアスタイルが決まらないばかりでなく、ダメージの原因にもなるので、絶対にNG! 「じゃぁ、どうすればいいの?」と嘆く声が聞こえてきそうですが、実はドライヤーの使い方次第では、髪のエイジングケアまでできることをご存じでしょうか?

 今回は「老け髪から脱出する上手なドライヤーの使い方」について紹介します。

タオルドライ後は温風で8割程度乾かす

 濡れた髪は、髪の表面にあるキューティクルが開いているため、少しの刺激でも髪が傷ついてしまいます。すると、パサつきやごわつきの原因に......。

 これを防ぐためにも、ドライヤーで濡れた髪を乾かし、摩擦ダメージを軽減することが重要です。とはいえ、いわゆるオーバードライもダメージの原因になるので注意してください。

 ポイントは「8割程度まで乾かし、残りの1割は水分を残す」こと。このときのポイントを以下にまとめたので参考にしてください。

“韻脇皮に近い根元側から乾かす。内側の髪は指を入れて開き、根元に向けて下から熱を当てる。

5割ほど乾いたらシルエットを意識する。ふんわりさせたいところは根元側に指を入れ、キュッと立ち上げながら熱を加える。

C羇屬ら毛先など、まとめたい部分は適当に指にクルクル巻きつけながら熱を当てる。

い海譴鯀澗里8割程度乾くまでの間に素早く行う。

最大のポイントは<冷風>ツヤとシルエットに違いが!

 温風で全体の8割程度乾かしたら、素早くドライヤーを冷風モードに切り替えましょう。この「冷風を使って髪の熱を一気に下げる」のがポイントです。

 髪は温める段階で形状(デザイン)を作り、これが冷えていくことで形をキープします。だから、温風で乾かすときは、上記のようにフォルムを意識しながら行うと、シルエットが作りやすいし、まとまりやすい。

 そして、髪が冷めるときに形が固定されるのですが、自然に温度が下がるのを待つと、細い髪や柔らかい髪はへたりやすく、また太く硬い髪は軽やかさが損なわれがち。これを防ぐためには、まだ熱を抱えた髪に冷風を当てることが重要です。

 冷風の当て方についてポイントは以下の4つ。

.椒螢紂璽爐魏,気┐燭た佑郎元側の毛が寝るよう、毛先をひっぱりながら上から冷風を当てる。

▲肇奪廚覆疋椒螢紂璽爐鮟个靴燭ど分は毛束を引き上げ、根元に冷風を当てる。

まとまりが欲しいサイドなどは毛束を指に巻き付けて冷風を当てる。

最後に上から全体に冷風を当てるとまとまり感がアップする

肌の毛穴を引き締める感覚で冷風モードを上手に活用

 最後は必ず、毛流れに沿って上から下に向かって冷風を当たることを忘れずに。こうすると水分や熱で開いたキューティクがキュッと締まって、髪内部の潤いが閉じ込められるだけでなく、外的刺激からもしっかり守ってくれます。また、キューティクルが整うことで見た目にツヤ感が上昇します。

 これらのテクニックを行うことで、1回目から驚くほど効果を感じられるはず。ダメージが気になる人やシルエットをキープしたい人には、すぐに取り入れて欲しい技です。
(文=小澤佐知子)


小澤佐知子(おざわ・さちこ)
美容ライター。小学館や学研で外部編集者を経験した後、出産を機にフリーランスに転身。以後、美容ライターとして計50誌以上で取材、執筆を行う。現在はヘアケア・ヘアデザインなど「髪」に関する記事の企画・構成・取材を中心に活動。雑誌や書籍以外に、Webサイトでコラムやインタビューの連載を持つ。東京都内のヘアサロンの「ビジュアル監修アドバイザー」として非常勤役員も務める。