明治ホールディングス(HD)がメキシコで生産しているホワイトカカオ(同社提供)

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 明治ホールディングス(HD)は、高級チョコレートの原料となる希少種のホワイトカカオを栽培しているメキシコ南部で、現地の農家に苗木を提供する支援事業を始める。

 一般のカカオより高値で取引されるホワイトカカオの特産化を進め、地域振興に役立てるとともに、新たなビジネス展開を狙う。

 ホワイトカカオは、種子(カカオ豆)の中身が白いのが特徴。病気や気象条件の変化に弱く、世界のカカオ生産量全体の0.002%しかないため、「幻のカカオ」と呼ばれる。

 明治HDは、世界のカカオ農家を支援する取り組み「メイジ・カカオ・サポート」の一環として、2016年からメキシコ南部チアパス州タパチュラに約100ヘクタールの専用農場を開設、地元企業とともにホワイトカカオの量産を始めた。昨年からホワイトカカオを使ったチョコレートをバレンタイン限定で販売。今年も期間限定でホワイトカカオ使用の2種類を国内市場に投入した。