【ソウル=岡部雄二郎】韓国の前大統領・パク槿被告(66)(公判中)との長年の友人関係を利用して国政に介入したとして、職権乱用や収賄などの罪に問われたチェスンシル被告(61)の判決公判が13日、ソウル中央地裁で開かれ、同地裁は懲役20年(求刑・懲役25年)と罰金180億ウォン(約18億円)の実刑判決を言い渡した。

 地裁は判決で、崔被告が「大統領の権限を利用し、企業に金銭援助を強要した」などと断じた。起訴事実の大半で朴被告との共謀関係を認定しており、朴被告の今後の公判への影響は避けられない見通しだ。

 聯合ニュースによると、崔被告の弁護人は判決後、控訴する考えを明らかにした。

 また、地裁は同日、一連の事件で崔被告側への贈賄罪に問われた韓国ロッテグループ会長の重光昭夫(韓国名・辛東彬)被告(62)に懲役2年6月、朴、崔両被告と共謀したとされる元大統領府政策調整首席秘書官のアンジョンボム被告(58)に懲役6年と罰金1億ウォン(約1000万円)の実刑判決をそれぞれ言い渡した。在宅起訴されていた重光被告は判決後、ただちに拘束された。