世の中には出産して間もないにもかかわらず、驚異のスピードで元通りのスタイルを披露するセレブもいるけれど、「皆が皆、すぐに元通りになれるわけじゃない!」ということをオープンに明かしてくれたのが、人気女優のブレイク・ライブリー(30歳)。

ブレイクは2016年9月、ライアン・レイノルズとの間に第2子となるイネスちゃんを出産。<People>によると、実は彼女はその後14カ月かけて、ダイエットに励んでいたのだとか。

こちらは2017年5月、産後7カ月頃の1枚。

ブレイク・ライブリー産後ダイエット

そしてこちらが、ブレイクが現地時間の本日アップした、現在の体。

1枚目の写真のときも十分素敵だけど、見比べてみると、確かにかなり引き締まってる! ブレイクはインスタのキャプションで、冗談を交えながらこのようにコメント。

妊娠で増えた61ポンド(約27キロ)を落とすには、インスタをスクロールしながら「なぜこのビキニ姿のモデルみたいになれないのかしら?」と悩んでいるだけではダメってことが分かったわ。
体重が増えるのに10カ月。落とすのに14カ月。私はこの過程を誇りに思う。

イネスちゃんを出産した直後、ブレイクは体の変化について、このように前向きに語っていたそう。「子供が生まれたあと、こう思ったの。『なるほど、これが今の私の体なのね。素晴らしいわ。これは私が、命を育んだ証。出産前のスタイルほどは良くないけれど、別にいいじゃない』って」。

とはいえ女優という職業柄、そのままにしておくわけにはいかなかった様子。

ブレイクの体づくりに協力したのは、彼女が長年信頼を置くトレーナーのドン・サラディノ氏で、彼はブレイクが2014年に長女ジェームズちゃんを出産した後、映画『ロスト・バケーション』に挑むことになった際にも、トレーニングを担当した人物。

『ロスト・バーション』ではサーファー役を演じなければならなかったため、産後10カ月弱で体を仕上げる必要があったのだとか。しかし限られた期間内での厳しい役作りも、ブレイクは前向きに取り組んだ模様。彼女は当時、このようにコメント。

「(役作りは)良い機会だったと思う。人生を通して、あれほど抜群のスタイルになったことはなかったわ! だからあの仕事を、出産後にできたのは本当によかった。子供を産んだ自分の体をすごく美しいと思う反面、やっぱり心のどこかで『やだ、これが私の体なの? もう前みたいに戻れないんじゃないかしら?』と思っちゃう部分もあったから」

ちなみにその時彼女が実践していたのは、グルテンと大豆を一切排除した食生活。グルテンフリーはよく耳にするけど、大豆はヘルシーなイメージがあるため、排除するのはちょっと意外に思う人も多いはず。しかしブレイクいわく、大豆を食生活から省くことで、加工食品を省くことに繋がるのだとか。

「大豆を省くと、必然的に加工食品を食生活から省くことになるの。それが私が実践したダイエットよ。加工食品を一切食べず、ワークアウトをする。ただ大豆をカットするだけなら、簡単そうって思うでしょ? ところが、実は大豆って何にでも入ってるのよ! "ヘルシーフード"とか、"オーガニックなホールフード"と言われるものの中にもね」

ただし、この時も楽しむことは忘れていなかったという彼女。

「甘いものを食べることもあったわよ。何事も"節度"が鍵。タンパク質と、炭水化物と、野菜がバランスよく摂れていれば大丈夫。だから、死ぬほど辛いダイエットってわけではなかったわ。お米やお寿司も食べてたしね」

2度の出産を経験し、その都度時間をかけて、見事な体づくりを達成してきたブレイク。自分の体の変化を柔軟に受け入れ、何事も焦らず、適度に、前向きに。彼女のダイエット成功の一番の秘訣は、その明るいマインドにあるのかもしれません。

...France doesn't make me happy at all. Clearly 😂😘😘😘🇫🇷

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