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情報漏えい対策もしかりシステムやIT機器の構造もしかりセキュリティ対策の根幹を成すのが"認証"という枠組みだ。"誰が"何を行えるのか?行えないのか?という権限付与の問題とも相まって、セキュリティ上重要な概念となる。故意過失を問わずしかるべき責任と付随した権限の無いものが、この権限を得ることで多くの情報へのアクセスを可能にしてしまう。

手のひらで認証している様子(以下同社資料より)

富士通と富士通フロンテックは、手のひらに乗るオールインワン型静脈認証装置「PalmSecure Connect」を開発、13日より販売開始することを発表している。同社の「PalmSecure」は、手のひらにある静脈を用いた認証で寒暖に左右されにくい高精度の識別を提供する静脈認証システムで20年近くの開発歴史を誇る。

今回同社が発表した「PalmSecure Connect」は、センサーだけでなくOS、ミドルウェア、タッチパネル/ディスプレイと手のひらに乗るサイズとして装置として開発したものだ。OSにはLinux、USBポートとLANポートを備え、4.3型カラーTFT-LCD(480×272 px)のパネルを搭載。140(W)×120(D)×47.5(H)mm、電源内蔵でACアダプターも必要無く、約550gというコンパクトなサイズは持ち運びにも優れる。

PCログオン向け手のひら静脈認証ソフトウェアと業務システム向けの静脈認証統合管理ソフトウェア「FUJITSU Security Solution 本人認証基盤 AuthConductor Server(オースコンダクターサーバ)」との連携APIを実装しており、社内の業務アプリケーションやオフィス機器など強いセキュリティを求められる分野のアプリケーション開発分野において、手のひら認証を容易に導入できるという特徴もある。なお販売価格は15万円(税別)から、出荷時期は4月1日からとなる。

企業や自治体におけるPCログイン用としての手のひら静脈認証の増加を背景に、他の業務やシステム、オフィス機器への適用したいというニーズがあるが、OSや機器ごとの個別開発の難しさから、多様なシステムへと活用可能な一体型の装置開発へと至ったとその開発経緯に言及している。