共働き夫婦の家事分担、日本は最下位

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 リンナイがまとめた世界5カ国の共働きに関する意識調査によると、夫婦で家事を分担している国の最下位が日本だった。5カ国平均で79・4%だったが、日本は56・0%にとどまった。

 配偶者(パートナー)の家事に関する協力度を男女別に100点満点で調査した結果でも、日本は男女の点数差が24・06点と最も大きかった。

 一方、共働き夫婦の平日の時間配分調査によると、仕事の時間が最も長いのが日本で9・19時間と、最も短い米国の6・68時間より2時間以上長かった。

 このため、夫婦の時間も日本が1・31時間と最も短く、ワークライフバランス(仕事と生活の調和)先進国であるデンマークの3・19時間に比べ、2時間近く短かった。

 立命館大の筒井淳也教授は、日本や韓国は共働きでも仕事中心、その他の国では夫婦のプライベート時間をある程度重視していると指摘。米国の共働き夫婦は家事も分担し、対等にやっているが、日本の女性は男性が家事に協力してくれていないと感じていると分析する。

 このため、筒井教授は仕事と家事を上手に両立させるポイントとして、(1)家事にも働き方改革を(2)完璧な家事をしない、求めない(3)(家事が苦手な配偶者に対し)家事は、少し長い目で任せてみる―と提案している。

 同調査は日本、共働き夫婦が少ない韓国、ナニー(子守)文化が浸透している米国、共働きが主流のドイツ、デンマークの30―49歳の男女計500人を対象に実施した。