2月4日、M&M’sは3年ぶりにスーパーボウルのスポンサーを務めた。

今年のCMは、俳優のダニー・デヴィートがM&M’sのプールに浮かぶ姿を映したものだ。2月3日には、同社はミネアポリス・コンベンションセンターで開催されるスーパーボウル・エクスペリエンスに、Twitterと連動した自動販売機を搬入する予定だ。来場者はTwitterでつぶやくだけで、M&M’sの新しいCMを見られるだけではなく、当然ながらM&M’sももらえる。

プロジェクトを統括するのは、同社でシニアブランドディレクターを務めるアリソン・ミアズガ・ベドリック氏と彼女が率いるチーム。スーパーボウルを目前に控えた週の、ベドリック氏の1日を追ってみよう。

05:30 am まだ外が暗いうちに起きるのが習慣だ。携帯電話を取り上げ、その日のニュースをざっとチェックし、メールを確認する。直属の上司や、メディア、ソーシャル、PRといった日頃一緒に仕事をしているチームから、スーパーボウルプロジェクトをさらに練りたいから、時間を空けておいてくれとのメールが何通も届いている。今日はプレジデントとの重要な会議があり、統合プランについてプレゼンをしなければならない。会議づくめの1日がはじまる前に、メールの一部に返信をしておく。

06:30 am 働く母親という役割に集中する時間がやってきた。子どもたちを起こし、シャワーをさっと済ませ、お弁当を作り、出かける準備などをする。夫と今日1日の予定を調整後、高校生の子どもを学校までクルマで送っていく。家に戻るまでに、5年生の子どもが支度を整えてくれているといいのだが。

08:30 am オフィスに到着。自分のデスクに直行し、通勤中に新しいメールが入っていないか確認する。チームのみんなが集まるまで30分ほどあるので、会議に備えて考えをまとめておくことにする。

09:00 am チームが集まったので、スーパーボウルやその他のプロジェクト、優先課題について意見を交わす。数分間の簡単なディスカッションを終え、今日という1日が本格的にスタートした。

09:15 am 電話会議のため、カンファレンスルームに向かう。通信に問題はなく、ひとまずミッション達成だ。

10:30 am 会議はまだ続いている。優先課題について話し合い、クリエイティブを検討し、ラフカットを最終稿にまとめ上げ、クリエイティブの全素材にゴーを出し、計画通り、スケジュール通りにすべてを終えた。

11:00 am 次はメディアレビューだ。ダニー・デヴィートのCM動画を使った自動販売機の展開について、すごくいい話があるという。大きなビジネスメリットを生みそうなこの手の話には、自己裁量で判断を下せる。今回もその場でゴーを出した。

11:30 am 続けてソーシャルレビュー。ソーシャル戦略、オーケー。コンテンツ、オーケー。有料サポート、オーケー。同じチームとインフルエンサーサポートレビューを行い、最終的な選択肢にゴーを出し、コンテンツ戦略もチェック完了。

12:00 pm  社内のカフェで慌ただしくランチ。電話を数本かけ、メールを数通送って、夜の予定調整、子ども関連のアポ取り、諸々の雑事を済ませる。

12:30 pm PRチームとのレビュー。すでに見たことのあるプランで、一層の改善を期待。

01:00 pm 歩きながら、メディアチームからデジタルプランのスーパークールな新しいアイデアについて説明を受ける。立ち止まってじっくり検討し、その場でコメントする。彼らのアイデアに賛成だ。

02:00 pm そろそろイノベーションについても検討しなければならないので、チームのみんなから意見を募る。2018年に着手、2019年に実践、2020年に次のプラン策定を開始。3年単位でプロジェクトを動かすのが常だ。

03:00 pm 進行中のキャンペーンについて最終レビュー。フィードバックを与え、クリエイティブ素材やショー、プログラムの細部に最終的なゴーを出す。

04:00 pm 1年のこの時期はスーパーボウルが最優先課題だが、もちろんほかのプロジェクトやキャンペーンも同時進行している。チームメンバーからスーパーボウル以外のあらゆる重要課題について、指示やアドバイスを求められる。

05:30 pm 子どもたちをダンスのクラスに迎えに行く時間だ。柔道を習っている娘のほうは、夫が迎えに行ってくれる。

07:00 pm ようやく帰宅。今日1日の出来事を家族みんなに尋ね、明日の予定について話し合い。母親の時間だ。家族との団らんを楽しみ、明日の支度を整え、やっとゆっくり腰を下ろすことができた。メールをざっとチェック。明日も朝からがんばれるよう、少しゆっくりしておこうか。

Yuyu Chen(原文 / 訳:SI Japan)