しまむら本社

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 しまむらは「アマゾン」など大手の電子商取引(EC)サイトに出店し、ネット通販事業で一気に巻き返しを図る。現在、楽天やゾゾタウン、ヤフーという大手ECサイト各社と交渉を始めている。ECサイト側は、しまむらが“出店”すれば、アパレル販売で強力な集客装置となる。ネットのアパレル販売も市場拡大が予想される。リアルでシェアを持つしまむらのネット通販参入でボーダーレス(無境界)の競争も激化する。

 しまむらは現在、アマゾン・ジャパンをはじめヤフーや楽天、ゾゾタウンを運営するスタートトゥデイなどと出店交渉をしている。出店にあたっては「年代層別」や、「商品カテゴリー別」の“店舗”を用意している模様で、ECサイトへの出店では「しまむら(寝具インテリア店)」という形態での出店を検討している。

 しまむらは、2018年からEC事業を本格化することにしており、ECサイトや自社サイトにも“店舗”を展開。

 スマートフォンやパソコンから受注した商品は店舗で受け取れるようにしたり、店舗から宅配したりするようなビジネスモデルも計画している。