リーガでは今季初の無得点に終わったバルサ。スアレスの豪快なダイレクトボレーもオフサイドの判定に取り消され。(C)Getty Images

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 現地時間2月11日に実施されたリーガ・エスパニョーラ23節、バルセロナ対ヘタフェの一戦はスコアレスドローという結果に終わった。

 コンディションに不安を抱えるジェラール・ピケが大事をとってベンチスタートとなり、サミュエル・ウンティテイが出場停止と、レギュラーCBを揃って欠いたバルサは、この日が移籍後初スタメンとなるジェリー・ミナと左SBが本職のリュカ・ディーニュの急造コンビで最終ラインの中央を固めた。

 その意味では、2トップの一角で起用された柴崎岳にもチャンスはあったし、アマト・エヌディアイエとポジションを入れ替え、中盤左サイドに回ってからも積極的に内に入り、ゴールにチャレンジする姿勢を崩さなかったのは好判断だったと言えるだろう。

 実際に41分には、得点にこそつながらなかったものの、フランシスコ・ポルティージョとのパス交換からDFラインの裏に抜け出し、59分にも、カウンターからのロングシュートでバルサゴールを脅かした。

 一方のバルサは、今年に入ってからの公式戦をすべて中2〜3日でこなしてきた影響からか、明らかに動きが重く、苦しい戦いを強いられた。また、セルヒオ・ブスケッツ、イバン・ラキティッチの2ボランチが最終ラインのサポートに回る機会が多かったのも、展開力を欠いた要因のひとつだったかもしれない。

 圧倒的にボールを支配しながらも、ゴールをこじ開けられない。そんなもどかしい展開に終止符を打つべく、エルネスト・バルベルデ監督が動いたのは60分を過ぎた頃だった。パコ・アルカセルに代えてウスマンヌ・デンベレを、フィリッペ・コウチーニョを下げてアンドレス・イニエスタを、指揮官はほぼ同時に投入した。

 だが、この2枚同時代えも目立った効果は生み出さず、その後もリオネル・メッシの個人技頼みの展開は続く。バルベルデ監督は82分、1点を奪うために最後の切り札、パウリーニョをブスケッツとの交代でピッチに送り込んだが、ヘタフェGKビセンテ・グアイタの好守もあり、3分のアディショナルタイムが経過してもスコアは動かなかった。

 開幕からの連続無敗記録を「23」に伸ばしたバルサだが、リーガでは今シーズン初の無得点で試合を終えている。