今秋のU-16アジア選手まで残り7か月を切った。彼らのさらなる成長に期待が掛かる。※写真は昨年のもの(C)Getty Images

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 UAEで行なわれている「U-16 Four Nations Tournament」に参加中のU-16日本代表は、10日にU-16チェコ代表と最終戦を戦った。
 
 1勝1敗でラストゲームを迎えた日本。優勝のために勝利が最低条件となる一戦は序盤からミスが目立ち、思うようにボールを繋ぐことが出来ない。
 
 そんな日本を救ったのは、途中出場の大澤朋也(大宮Jrユース)だ。スコアレスで折り返した後半。58分に途中からピッチへ送り込まれたアタッカーはその2分後にダイレクトボレーを叩き込み、いきなり大仕事をやってのけた。
 
 その後は相手に攻め込まれながらも、守備陣が最後まで身体を張った守りで虎の子の1点を死守。1-0で逃げ切った日本は他会場の結果により、惜しくも優勝を逃す結果となったが、2位で今大会を終えた。
 
 試合後、森山佳郎監督は日本サッカー協会を通じ、今大会を総括。「U-16日本代表として初の活動となった今回の遠征は、中学3年生の高校受験シーズンに行なわれためチーム編成が難しく、トレーニング不足の選手も数人見受けられた状態での出発となりました」と、この年代特有の難しさがあったことを認めつつ、選手たちが今大会で見せた成長ぶりに手応えを掴んだ。また、「10日間の活動でしたが、日に日にチームとしてのまとまりができ、個々が主体的にグループの一員であろうと努力する姿、そして最終戦では全員が必死になって勝利を何としても掴み取ろうとする姿には心が動かされました」と賛辞を送っている。
 
 来年のU-17ワールドカップを目指すU-16日本代表は、9月に世界への出場権を掛けてU-16アジア選手権に挑む。

「動きながらのプレーの質や状況に応じた攻守の判断力のレベルを上げていかなければならないことを宿題として、日々の活動での意識や取り組みの姿勢を変えていって欲しいと思います。選手たちの今後の成長に大いに期待しています」という指揮官から発破を掛けられた彼らが、今後どのような成長を見せるのか。次回の活動は2月19日からの東京合宿を予定している。

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