ブンデス公式が選ぶ長谷部誠「トップ5モーメント」 “GK起用”を抑え1位に輝いたのは?

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ドイツでのプレーは10年超え 初ゴール、ブンデス初優勝がノミネート

 フランクフルトの日本代表MF長谷部誠は、2008年1月にJ1浦和レッズからヴォルフスブルクに移籍し、ブンデスリーガでのプレーキャリアは10年を超えた。

 リーグ公式YouTubeチャンネルは日本代表のキャプテンがドイツで積み重ねた珠玉のプレーを特集。「トップ5モーメント」と題して、特筆すべき5つの瞬間を紹介している。

 長谷部は2008年から13年までヴォルフスブルクに所属した。その後、1シーズンだけニュルンベルクでのプレーを経て、14年からフランクフルトで活躍。日本代表で定位置となっているボランチではなく、3バックの中央リベロで起用される機会が増えている。

 そんな長谷部のハイライトシーンを集めた動画で最初に紹介されたのは、ブンデスリーガでの初ゴール。これが生まれたのは、加入1年目の2008年4月27日に行われた敵地レバークーゼン戦(2-2)だった。ゴール左からドリブルで持ち込んだ元ブラジル代表FWグラフィッチからのラストパスに対して、ファーサイドに走り込んだ長谷部はスライディングして体を投げ出す泥臭い形でゴールを決めた。

 二つ目に収録されているのは、加入2年目の2008-09シーズンに成し遂げたブンデスリーガ優勝だ。シーズン途中に加入したFW大久保嘉人(現・川崎フロンターレ)とともにマイスターシャーレを掲げた。同シーズン、長谷部はリーグ戦25試合に出場。ボランチやサイドハーフ、サイドバックをこなすなど当時からポリバレントな活躍でクラブにとって初タイトルに貢献した。

 

絶体絶命のピンチを救った“首ブロック”が1位

 3つ目は2010-11シーズンに起きたGK起用だ。11年8月19日のボルシアMG戦で交代枠を使い切った終盤にスイス代表GKマルヴィン・ヒッツが退場処分となり、急遽代役としてゴールマウスを守った。 “守護神・長谷部”は奮闘を見せたが、後半40分に追加点を許して結果は1-3で敗れた。

 4つ目は2016-17シーズンの第21節インゴルシュタット戦で生まれた衝撃のPK失敗シーンだ。0-1と1点ビハインドで迎えた後半10分に獲得したPKのキッカーを任された長谷部だが、右隅を狙ったシュートはGKにセーブされた。こぼれ球を再び狙うも、右足インサイドで合わせたシュートはクロスバーを直撃。クリアされて長谷部は頭を抱えた。映像では、「スーパーミス」と驚きを持って伝えられている。

 ミスから一転し、ラスト5つ目はチームを救うスーパーセーブだ。今季第5節のケルン戦(1-0)の前半27分、GKも飛び出してゴールががら空きとなった状況で、長谷部はケルンFWシモン・ツォラーの左足シュートを首でブロック。絶体絶命の危機を救った。痛みから喉元を抑えて悶絶するも、その後もプレーを続けて勝利に貢献した。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images