ケーキやタルト、アイスにチョコレートなど。なんとなく、食事の後になんとなく、甘い物を食べていませんか? やめたいのにやめられない、その理由をご紹介します。

栄養不足や砂糖依存で体が甘い物を欲している

たっぷりおいしい食事を食べた後に、やっぱり欲しくなるのがスイーツ。「食後にスイーツはいかがですか?」と定員さんにメニューを渡されると、ついつい頼んでしまいます。これ以上食べたらカロリーオーバーになっちゃうかも……と思っていても、やめられない理由をまとめました。

1、体の生体反応

梅干しを見ると勝手に唾が出るように、スイーツを見ると、食べたくなるのは体の生体反応のひとつです。スイーツを見た時、脳は「オレキシン」という物質を分泌します。このオレキシンには消化を活発にする作用が。お腹いっぱいでも食後のスイーツが目の前に出てくると、オレキシンの消化促進作用で胃のぜんどう運動が起こり、さっき食べた食事を腸に送ります。すると、さっきまで満腹だった胃にはスイーツを食べられる容量が確保されるのです。これは「スイーツは別腹」のメカニズムとして、最近、知られるようになりました。

2、インスリンの影響

体は血液中のブドウ糖を燃料にして動いています。このブドウ糖は、食事を摂ると血液内に増加。特に、糖質の多い炭水化物がメインの食事では、血糖値が急上昇します。それを、正常値の範囲内にコントロールするため、食後に内臓からインスリンが大量に分泌されます。すると、今度は血糖値が下がりすぎ、血糖値を上げるための「糖質=スイーツ」が欲しくなるのです。

3、砂糖の依存症

砂糖は、コカインよりも依存度が高いと言われています。砂糖を摂ると、脳内麻薬と言われるβ-エンドルフィンの産生を増加。強い快感を得られるようになります。脳はこの快感を覚えているため、再び砂糖を渇望。どんどん摂取量が増え、摂らないとイライラするようにも。

4、胃腸の疲労

胃腸が疲れていると、消化吸収能力が低下して、食事で摂った栄養が体に取り込まれにくくなっています。すると、体が栄養不足と判断し、スイーツ(糖質)が欲しくなるのです。

5、動物性食品の摂りすぎ

食生活の欧米化で、肉の摂取量が増えています。マクロビオティックの考え方では、肉は熱をつくり出す陽性の食べ物。肉を多く食べることによって、体に熱がたまります。すると、体は熱を冷まそうと陰性の食品を欲します。陰性の食品の代表が砂糖。動物性食品の摂りすぎで、体が砂糖を欲しているため、食後に甘い物が欲しくなるのです。

食後のスイーツタイムは、至福の時。食生活のバランスを崩さない程度に、心の栄養として楽しみましょう。