アパホテルは、東京都千代田区内に9軒目となるホテル「アパホテル〈神田駅前〉」を2月9日に開業した。

地上13階建て、客室数はシングル・ダブルを中心とした142室。室内には50型以上の大型液晶テレビのほか、ベッド下に大きな荷物を収納できるスペースを新たに設けたオリジナルベッド「クラウドフィットSP」、オリジナルの卵型ユニットバス、定量止水栓、節水シャワー、明るさにこだわったシーリングライトを採用。枕元には照明スイッチや空調リモコン、4つのコンセントやUSBポートを設置した。フロントには自動チェックイン機を導入、1階にはレストラン「APRON the diner(エプロン・ザ・ダイナー)」がオープンした。

アメニティは新たに、毛先を強化し全先細に改良し、歯磨き粉を8グラムに増量した歯ブラシ、コンパクトでデザイン性に優れたボールペン、ウォシュレットに適したダブルのトイレットペーパー、ハンドソープ、コットンを変更。高級化を図った。

開業記者発表でアパグループの元谷外志雄代表は、 「アパホテル〈神田駅前〉は2018年第1弾の新築ホテル開業であり、本年は18ホテル3,734室の開業を予定している。日本製品が世界を席捲できたのは、コンパクトかつ性能に優れているからであり、当社も高品質・高機能・環境対応型を理念とし、客室も環境に配慮してあえてコンパクトに造っている。今回、品質の面では、歯ブラシやボールペンの見直しを行い、持ち帰りたくなる程のグレードの高い備品・アメニティを導入した。昨年4月1日に開始したアパアプリは20万ダウンロードを達成し、国内ホテルが単独で運営するアプリランキングで人気最上位となり、今後もアプリを中心としたキャンペーン等も継続しておこない、アプリ会員の拡大を図っていく。わが社はアパホテルネットワークとして日本最大となったが、国内におけるホテルシェアはまだ4%程度である。SUMMIT5-II(中期5カ年計画)終了年である2020年には、更なる拡大ができるよう顧客満足度向上にも努め、今後も積極的に展開を進めていきたい。」と述べた。

アクセスは、東京メトロ銀座線神田駅より徒歩2分、JR神田駅東口から徒歩3分。

開業に先立ち行った無料試泊会には、5,200件以上の応募があり、倍率は約86倍だった。