テレビ選びのコツを語るシャープの岩崎営業部部長

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 テレビを買い替える際、予算の都合はあるが、いまより大きな画面を想定している場合は多いだろう。例えば、家にあるテレビが46型なら、50型以上を念頭に入れつつ、売り場に足を運ぶ。だが、販売員が、そのまま50型のテレビをすすめると、購入後の顧客の不満につながる可能性もあるので気を付けたい。いったい、どういうことか。
h2>●テレビのサイズ選びで注意したいこと

 テレビのサイズ選びの注意点について、シャープ TVシステム事業本部 国内事業部 営業部の岩崎裕和部長は、「シャープの液晶テレビ『AQUOS』で売れたのが2006年末モデルGシリーズで、ちょうど買い替えサイクルに入っている。当時の46型AQUOSを所有しているお客様に、今の50型をすすめると、視聴したときに画面が小さく感じてしまう。量販店向け勉強会などでは、60型から提案するように説明している」と話す。

 ポイントはテレビの上下のサイズだ。岩崎部長は、「今よりも画面サイズが大きくても、テレビの上下のサイズが低ければ小さく感じてしまうからだ」と説明する。Gシリーズは、当時としてはベゼルの細いデザインだったが、17年11月発売の「AQUOS 4K UH5ライン」はさらに細い。そのため、50型では過去の46型よりも小さいと感じてしまうのだ。

 「ちょうどUH5ラインの60型の上下の高さが、Gシリーズの46型と同じぐらい」(岩崎部長)。購入後の不満につなげないためにも、60型から提案のアプローチをしたいところ。テレビのサイズを選ぶ際は、上下の高さもチェックしたい。

 なお、06年10月に発売された「AQUOS Gシリーズ」は、この年の8月に稼働したばかりの「亀山第2工場」で生産した液晶パネルを使ったモデルとして話題を集め、国内だけでなく、世界で同時発売して、「世界の亀山モデル」として一時代を築いた。また、それまで手薄だった40型以上をラインアップし、本格的に液晶テレビの大型化シフトが鮮明になったという点でも、転換点となっている。