浜口京子

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女子レスリングの浜口京子選手が10日、東京・江戸川区の小学校で行われた、アスリートと親子の交流イベント「こころのチャレンジプロジェクト」に出席。自身の反抗期は、中学生になったばかり頃「13歳の頃」と明かし、父親のアニマル浜口氏と「共通の話題が見つからず、父と話が噛み合うことが無かった」と回顧。そこからの変化…「両親には、深く感謝しています」と乗り越えたキッカケを紹介した。

「思っていた成績が出ず、水泳選手を諦めた時期でもありました。悩んでいる様子を察してくれたようで「将来に何になりたい」と、父が優しく問いかけてくれました」

「でも、将来プロレスラーになりたいという夢を持っていたのですが「恥ずかしく、言い出せませんでした。同じ道に進みたいということ、打ち明けられずに『体を動かす仕事をしたい』と遠回りに言ったりもしました」と振り返った。

「そのときのやり取りは、今でも覚えています。何時間も話し合って、プロレスラーになりたいという夢について、打ち明けたというより、思いを吐き出させてくれたという感覚です」と説明した。

「なかなかハッキリ言えなかったのですが、将来のことを話し合えたのは、とても良かったと思います」と父兄との懇談会で、反抗期を抜け出した実体験を紹介。このことを応用して欲しいと促していた。

▼ 親子対象のセミナー、「こころのチャレンジプロジェクト」より

浜口京子




「こころのチャレンジプロジェクト」は、東京都と「こころの東京革命協会」が実施している教育イベント。全25回に分けて、都内の小学校を巡回。主なテーマは二つ…「挨拶をすることが、何で大切なのか」「努力をすることの大切さ」を伝える取り組みがあった。

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こころのチャレンジプロジェクト - 案内WEBサイト