ムバダラ・ワールド・テニス選手権3日目。リターンを打つセレーナ・ウィリアムス(2017年12月30日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】女子テニスのセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)は、ツアーから離れていたこの一年間に直面した「浮き沈み」を明かす一方で、現在では試合に集中してテニス界で再び圧倒的な強さを示す準備はできていると強調した。

 米ノースカロライナ州アッシュビル(Asheville)で開催される女子の国別対抗戦フェドカップ(2018 Fed Cup)で復帰するのに先立ち、36歳のセレーナは、昨年9月に第1子となる娘アレクシス・オリンピア(Alexis Olympia Ohanian)ちゃんを出産したことによって、新しいものの見方ができるようになったと話した。

 大会連覇を目指す米国のメンバーとして、格下オランダとのワールドグループ1回戦に臨むセレーナは9日、報道陣に対して「練習ではたくさんの浮き沈みがあった」と明かすと、「それと同時に、別の考え方もできるようになりました。何も証明する必要はないので、とても気持ちが軽くなっています。大きな困難を覚悟で、復帰して再び競技に臨みます」とコメントした。

 昨年12月のムバダラ・ワールド・テニス選手権(Mubadala World Tennis Championship)で、セレーナは全仏オープンテニス(French Open 2017)女王のエレナ・オスタペンコ(Jelena Ostapenko、ラトビア)を相手に良いショットも見せていたものの、足の運びが重く見え、ストレートで敗れて調整不足であることを露呈した。

 セレーナは当初、先月の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2018)で大会連覇を目指していたが、「私個人が求めている状態に達していない」として出場を断念。次の目標についても慎重になっているせいか、今季残り3つの四大大会(グランドスラム)である全仏オープンテニス(French Open 2018)、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2018)、そして全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2018)に出場するかどうか明言を避けていた。

■肩の力が抜けているセレーナ

 肩の力が抜けた状態でフェドカップに臨むセレーナは、米代表として姉のヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams)をはじめ、世界ランク17位のココ・バンダウェイ(Coco Vandeweghe)、そして同62位のローレン・デイヴィス(Lauren Davis)ら強豪選手が出場する中、シングルス1試合目と2試合目のメンバー2人には指名されなかった。

 これにより、セレーナは10日に行われるシングルスには出場しないものの、デイヴィスとペアを組んでオランダのレスレイ・ケルクホーフェ(Lesley Kerkhove)/デミ・シュールス(Demi Schuurs)組とのダブルス戦に臨む見通しとなっている。11日にも、シングルス2試合が行われる。

 米国のキャシー・リナルディ(Kathy Rinaldi)監督は、大会2日目のメンバーを変更する可能性を除外せず、「明日のメンバー表は決まっていますが、当然のことながら明日の試合の行方をみながら、何かあれば入れ替えを行っていくつもりです」と語った。

 フェドカップのシングルスで、セレーナは計28セット中26セットを制するなど通算13勝0敗を記録しており、ダブルスでも通算3勝1敗をマークする強さを誇っている。
【翻訳編集】AFPBB News