初めてのママが直面する問題に、保育カウンセラー・こどもの心のスペシャリストの小阪由佳さんが答えます。保育園に関する質問、保育士の悩み、育児の悩み相談、働くママの心理など、プレママさんも知っておきたい内容が盛りだくさん!

文・小阪有花

【新米ママを助ける育児Q&A】vol. 6

まわりへの関心が高まる4〜5か月

首が座りはじめ、抱っこも少し楽になる頃です。いろいろなことに興味がわくぶん、ママとパパもさまざまなことに注意を払わなくてはいけません。安全に楽しく遊べる環境を作ってあげましょう。

Q. 昼夜の区別がついたら何か変えることはありますか?

昼夜の区別がついたら、生活習慣を身につけること。昼は散歩、夜は眠るなど、基本的なことからはじめましょう。夜になったらパジャマを着て、朝になったら洋服を着替えるなど、基礎の基礎を楽しむのがよいです。

Q. 何でも舐めてしまいます。どうしたらよいですか?

赤ちゃんは好奇心の塊です。何でも舐めるのは興味があるから。清潔を保ち見守りましょう。

Q. 赤ちゃんのおもちゃ選びのポイントは?

寝ながらでも抱えやすく、水拭きや洗濯できるものを選ぶと清潔を保てます。しかし、枕もとに人形を置くなどはやめましょう。なにかの拍子に倒れて赤ちゃんの顔に覆い被さってしまえば窒息の原因に。ベッドにモノを置くのは極力最小限に抑えましょう。

Q. 首が座ってからの赤ちゃんの遊び方、どんなものがありますか?

首が座る前は声かけが多かったですからね。首がすわると安定感がでて、高い高いもできるようになります。体を持ち上げる遊びは赤ちゃんの頃から大好きです。しかし、高い高いをする場合、赤ちゃんの顔をチェックしてあげてください。笑っていれば。硬直したような顔は驚いて怖がっている場合もあるので、様子をみながら楽しませてください。

Q. 寝返りはいつ頃からできますか?

個人差はありますが、5〜6か月くらいですね。寝返りができると自由に動きたくなるようです。

Q. 寝返りができるようになってからの注意はありますか?

寝返りできるようになり、自由に動き出すと、興味で何でも触って口にいれようとします。危険なものは手の届かない場所、テーブルの上などに置いてください。しかし、何でも口に入れてしまうわけではなく、口に運ぶ前にしばらく眺め、これはなんだ? と確認する様子もみられます。

こさか ゆか/保育園プロデューサー リバイバルミーティング代表。チャイルドカウンセラー、家族療法カウンセラー、幼児食インストラクター、ベビーシッター資格習得。 2004年ミスマガジングランプリを獲得し芸能界デビュー。グラビアアイドルとして活躍後、2009年に引退。現在は子どもの心スペシャリストとして活動中。

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