亜麻仁油は成熟した亜麻の種子から採れる油です。動脈硬化の予防やコレストロール値の改善など色々な健康効果を期待できる上に、近年では記憶力や学習能力の向上にも良いのではないかと注目されているスーパーオイルです。亜麻は地中海地方が原産で歴史的にはかなり古くから栽培されていた植物です。日本では北海道で主に栽培されていて、その種子から採れる黄金色をした油が亜麻仁油として販売されています。

亜麻仁油の健康効果はかなり広い

●ダイエット中には亜麻仁油

亜麻仁油に含まれるのはオメガ3脂肪酸で、これはカラダの中で作り出すことが出来ない必須脂肪酸になります。ダイエット中は極端に油分を控えようとする傾向にありますが、ダイエット中にもこの種類の油は摂る必要があります。なぜならダイエットをかなり助けてくれるからです。血糖値の上昇を抑え、脂肪の燃焼を助けるはたらきがとても優れていて、また悪玉コレステロールを減らすのにも大変効果があることが報告されています。

●糖尿病の予防・改善に

糖尿病はインスリンのはたらきがうまくいかないことが原因です。インスリン抵抗性を改善する効果が亜麻仁油に含まれるオメガ3脂肪酸のα-リノレン酸にはあるのです。ただしα-リノレン酸は熱に弱いためにサラダなどのドレッッシングとして新鮮なまま野菜と一緒に利用するのがベスト。野菜の食物繊維との相乗効果で血糖値の上昇を抑える効果がかなり期待できます。

●ホルモンのバランスを整える

ホルモンバランスが乱れると更年期障害、生理不順、自律神経失調症など色々と厄介な状態になるのですが、オメガ3脂肪酸はホルモンのバランスを整える効果があることが報告されています。

●学習能力や記憶力の改善に

亜麻仁油に含まれているα-リノレン酸はカラダの中でDHAやEPAに変換されます。DHAは脳や神経系に深く関わっていることは良く知られているところです。DHAの不足は記憶力の衰えや学習能力に影響します。亜麻仁油を摂ることはDHAの補給にもなるのです。

亜麻仁油に含まれるオメガ3脂肪酸のα-リノレン酸は熱に弱いので加熱調理に向きませんが、ドレッシングとしてサラダにかけたり、お味噌汁に入れたり、パスタに混ぜるなど工夫して利用すれば不足しがちな必須脂肪酸の補給にとても効率の良い油分になります。1日のおおよその摂取量としては小さじスプーン1杯程度が適量とされています。


writer:Masami