「髪がきしむ」ってどういう状態?

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髪がきしむってどういう状態?

髪がきしむと、髪の毛の摩擦によってこすれ合うので、髪を触ったり手ぐしをした時にキュッキュッという感触があります。

これは、キューティクルが剥がれるので、髪の表面につやがなくなって摩擦が起きるのです。
きしむと、髪がサラサラになっていない感じを感じるので感触として嫌ですよね。

キューティクルが剥がれてしまうのは、いろいろな原因が考えられますが、髪の乾燥や頭皮から栄養が行き渡らず、水分バランスが崩れてしまうということが原因にあります。

キューティクルが剥がれてしまうと、紫外線も直に受けやすくなったり、外気温や目に見えない汚れが付着したりして、さらに髪本来に乾燥を引き起こしたり、傷つきやすくなります。

髪が摩擦すると、きしむ他にパサつきやごわつきも起きる原因になるので、髪のきしみはしっかり防止したいですよね。

また、シャンプーをした時にもきしむことがあります。 
それは、水にアルカリ性が含まれているとそれがキューティクルを開く原因となり、きしんでしまうのです。

髪にツヤや潤いを保つ働きをするキューティクルが剥がれてしまうと、きしんでしまった髪は摩擦を起こして静電気を帯びることもあります。

改善方法

髪がきしむのを改善するには、シャンプーの質から変えてみましょう。

髪の毛が水に濡れるだけでもきしむことがあるので、弱酸性のものやアミノ酸配合などのものを選び、しっとりするものを選びましょう。
ノンシリコンシャンプーは、髪の滑りを良くする成分は少ないのできしむことがあります。

髪を洗う時は、髪同士をこすり合わせることは避け、頭皮を中心に揉み込むようにして洗いましょう。
シャンプー時に髪を洗いたい時は優しく泡立ちを良くして、髪を揉むようにして洗うことをお勧めします。

また、そのあとのトリートメントでも髪をこすり合わせることはせず、揉み込むようにします。

髪を乾かす時は、時間をおかずすぐに乾かすようにし、乾かす前にはヘアオイルを塗布してから乾かし、しっかり内側まで乾かすようにしましょう。

髪を乾かした後は、柔らかく細かい毛の櫛でゆっくり髪をときます。
馬の毛や、美容オイルが配合された櫛を使って髪をとくとサラサラになり、絡まることもありません。

急いでとくと、摩擦が起きて静電気を帯びることもあるので、きしむ原因にもなるので最後まで優しくケアしましょう。