チョコレートの中に山椒と薔薇!?至福のショコラがパリから上陸。

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ボンボンショコラ、トリュフ、そしてフレッシュフルーツを閉じ込めた限定タブレット……。パリっ子たちの心を捉えてやまないあの人気ショコラティエが青山に誕生。今年のバレンタインはこれで決まり!

フランスの人気ショコラティエが遂に日本上陸!パリで噂の限定タブレットも登場


フランスの人気ショコラティエ、Jean-Charles Rochoux(ジャン-シャルル・ロシュー)が、日本第一号店を東京・南青山にオープン!

ジャン-シャルル・ロシューは3歳からパティシエ、ショコラティエを志し、16歳で修行を始め、2004年パリにブティックをオープン。ブティックには精巧に作られた様々な動物のチョコレートが生き生きと並びます。彼の作るショコラは「スイーツを超えた、人々を魅了する至福の源泉」と言われ、多くの人に愛されています。

日本第一号店となるお店は南青山・骨董通りを一本入った裏通りに誕生。打ちっ放しの空間にシルバーのカウンターが鎮座する店内は、どこまでもスタイリッシュな雰囲気になっています。壁面にはファッション写真家サラ・ムーンの作品が飾られ、空間によりアーティスティックな要素を加えています。

シルバーのカウンターからショッパーに至るまで、ロシューのシグニチャーであるクロコダイル柄で統一。カウンター上にはクロコダイルを象ったロシュー手づくりのショコラのオブジェが。そのあまりに精巧な造形に驚き!

ロシューの代名詞といえば、なんといってもダークチョコ。砂糖を極力使わずに、素材そのもののおいしさを引き出すことで奥行きある味わいに。ダークでありながら苦みは感じず、余韻はあくまでもやさしくマイルドな印象に。さっぱりとした後味が特徴で、いくつでも食べられそう。

「フルーツタブレット」3,300円。毎週土曜日のみ、30個限定販売。(写真:お店から)

なかでも一番の注目は「フルーツタブレット」。フレッシュフルーツをダークチョコレートで閉じ込めた、ブティックで大人気の一品です。パリ本店で大人気の味が、東京にいながらにして手に入るとはうれしい限り。イチゴをはじめ、リンゴやブドウなど旬のフルーツが随時登場するというからこちらも楽しみ。

バレンタインにおすすめの宝石のようなショコラ


ショーケースに並ぶショコラはどれも宝石のような美しさ。ボンボンショコラは現在23種類。フランス本店同様のラインナップで、パリジャン、パリジェンヌが愛してやまない本場の味に出会えます。人気は山椒やバラなどオリジナルフレーバーの個性派ショコラ。1個から購入可能で、ギフトはもちろん自分へのご褒美にしても。

(左から)山椒のプラリネショコラ「SANSYO」、バラのガナッシュショコラ「LOJA」、バーボンウィスキー入りの「MAKER'S MARK」、ヘーゼルナッツのプラリネガナッシュ「ALBERTINE」。各350円。

「カルーセル」100g2,000円。削り出し機5,000円。

専用の器具で削る遊び心いっぱいのショコラ。フレーバーはビター、キャラメル、プラリネノワゼットの3種。ショコラショーやケーキ作り、パーティの盛り上げ役としても活躍しそう。

甘さ控えめで風味豊かなロシューのショコラは、甘いものが苦手な男性にもおすすめ。いよいよ間近に迫ったバレンタイン。フランスのエスプリ漂うショコラを、バレンタインの選択肢に加えてみては?

取材・文:小野寺悦子

撮影:恩田拓治