日本における「バレンタインデー」とは本来、意中の人にチョコを贈って愛を告白する日だったはず。しかし気がついたらお世話になっている人などに贈る「義理チョコ」や、性別関係なく友達とチョコを交換して楽しむ「友チョコ」、さらには自分で食べる「自分チョコ」「ご褒美チョコ」など、バレンタインデーも多様化しているようです。

「フリュー株式会社」では、現役の女子高生と女子大生を対象に、今年のバレンタインデーの過ごし方についての調査を実施。今回はこちらをもとに、今時のバレンタインデー事情について考察します。

義理チョコをほとんど渡さないJK&JD

まず現役女子高生と女子大生は今年のバレンタインデーで、誰にどのようなチョコをあげるのでしょうか?同調査では「全体」と「彼氏いる」「彼氏いない」別にそれぞれ、「本命チョコ」「友チョコ」などの種類について調べています。その結果は以下の通りです。

「誰にもあげない」は全体でわずか4.6%。JK&JDはほぼ全員参加といっていい。

まず「本命チョコ」は彼氏いる子は90.2%、彼氏がいない子でも38.2%があげると回答しています。つまり彼氏がいない子の約4割は、意中の人に贈って愛を告白すると考えられそうです。

さらに目を引くのは「友チョコ」の実施率の高さ。彼氏がいる子よりもいない子のほうが実施率はやや高いものの、全体で約8割が行なっていることが分かります。もはや友チョコは、学生たちの中では文化として定着している模様。その一方、社会人に多く見られる「義理チョコ」は、全体の1割ほどにとどまりました。

友チョコもけっこう厄介?彼氏ナシは約4割が「バレンタインデーめんどくさい」

全体の8割が友チョコを交換する、今時の女子高生と女子大生。さらに最近では交換したチョコをインスタグラムなどにアップする人も多いので、“インスタ映え”も考える必要があるようです。そう考えると正直準備も大変そうですが、実際そのあたりの本音はどうなのか?

同調査では「全体」と「彼氏いる」「彼氏いない」別に「バレンタインデーについてどう思うか?」を質問したところ、次のような結果となりました。

バレンタインデーについてどう思うか?

全体……楽しみ60.1%、正直面倒くさい39.9%

彼氏いる……楽しみ68.9%、正直面倒くさい31.1%

彼氏なし……楽しみ55.4%、正直面倒くさい44.6%

全体としては約6割が「楽しみ」と回答。しかし「彼氏いる」人は68.9%が楽しみなのに対し、「彼氏なし」は55.4%とかなり下がっています。彼氏がいないと半数近くの人は、バレンタインデーについて「正直面倒くさい」と感じているのです。やはり本命チョコを渡さず、友チョコだけのバレンタインデーでは楽しみも半減なのが本音かもしれません。

インスタにアップされることを考えると、友チョコは手が抜けません。なんだか大変そう……。

JK&JD同士でも解釈が分かれる?流行語「彼ピッピ」の意味

一方同調査では「彼ピッピ」という、女子高生と女子大生の流行語の認知度についても調査しています。皆さんはこの意味の言葉、ご存じでしょうか?その答えは以下のデータにあります。

「その他」も1.7%。他にも解釈がある……!?

大方の解釈は「彼氏」(67.1%)。しかし少数派ですが「友達以上で彼氏にしたい、なりそうな人」や「友達以上に親しいけど彼氏にしたくない、ならない人」。さらには「彼氏がいる時に友達以上に親しい関係の人」など、かなり細かい解釈の違いが明らかに。つまり友達同士でバレンタインデーに「彼ピッピにあげるかどうか」を話している時、双方全く違った意味で会話していることもありえるのでしょうか。それとも、もしかしたらそれぞれの仲間うちで「彼ピッピ」の解釈は統一されているのかもしれません。部外者から見るともはや暗号のようですが、学生時代のバレンタインデーは唯一無二のもの。本命チョコでも友チョコでも、そして謎の彼ピッピにあげるチョコでも、思い切り楽しんでほしいものです。

【調査概要】
調査媒体:フリュー株式会社「GIRLS'TREND 研究所」
調査期間:2017年12月26日(火)〜2018年1月16日(火)
調査方法:インターネットアンケート
調査対象:プリントシール画像共有サイト「ピクトリンク」会員の女子高校生、女子大学生等(高専生、専門学校生、短大生を含む)
有効回答数:173サンプル